イタリアで開催中のデフワールドカップ、日本代表グループリーグ第2戦の対戦相手は2014年デフリンピック(ろう者のオリンピック)優勝国のロシア。中継を見ようとパソコンの前に座ったものの、ななななんとこの試合の中継はないそうで…。この試合が一番見たかった試合なのに…。
気を取り直してツィッターをチェックしながら書き込んでます。
ロシアは2014年ブルガリアデフリンピックの初戦で対戦した相手、その時は先制したものの2対5と逆転負けを喫した。その試合は現地で観ていたが、速くてうまくて強いロシアの選手の選手をわかっていても止められなかったという印象が残っている。
日本の先発はGK松元、一時期は明らかにパフォーマンスが落ちたものの復活!
ディフェンスラインは右サイドバック河野。本来はFWの選手だが国内合宿では右サイドバックも経験。抜群のスピードで攻撃参加とともにロシア選手の裏への抜け出しにも対応してくれるだろう。センターバックには安定した守備を見せキャプテンシー溢れる細見と今大会直前に参加することになった江島。チームのムードメークとともに気迫溢れるプレーを見せてくれる。左サイドバックは仲井。デフリンピックでは代表に選ばれなかったものの、その後成長、安定しプレーを見せている。
ボランチは2列目からコンバートされ頼もしい存在となった松本、そしてベテランの中島。デフリンピックのロシア戦では途中出場し中盤に落ち着きをもたらしてくれたが痛恨のミスから失点、この試合にかける意気込みも高いはずだ。
トップ下には渡邊、屈強なフィジカルで前線での起点になってくれるだろう。2列目の左右に岡田兄弟。新戦力の2人は他の選手との連係には苦労している感じも見受けられたが、わかりあっている2人が絡むと抜群の力を発揮するだろう。1トップは綿貫、抜群の得点感覚を見せてくれるだろう。システムは4・2・3・1のようだ。
そして前半6分日本が先制、岡田兄のフリーキックからのこぼれ球を綿貫が押し込む。23分ロシアにPKを与えてしまい同点に。しかし30分綿貫、岡田弟、岡田兄とパスがつながり岡田兄がゴール、2-1と勝ち越す。35分には岡田兄がPKをもぎ取り弟が蹴るものもゴールならず。GK松元を中心として守備陣も再三の好プレーを見せているようだ。
日本は前半を2-1と折り返す。だが後半29分同点に追いつかれる。37分には中島に代え桐生、38分には渡邊に代え毛塚が入る。
そしてアディショナルタイム、ロシアに逆転ゴールを許してしまい2-3で試合終了。
日本は先制するも逆転負けを喫し2連敗となり自力での予選突破の可能性はなくなったようだ。
残念。
次戦の対戦相手はギリシャ。25日土曜日17時(日本時間)。 勝って日本に帰国してほしい。というか他力本願ではあるもののグループリーグ突破の可能性はまだ残っているようなのでぜひとも勝利してほしい。
その試合はインターネット中継はないのかな。
追記 アメリカvsギリシャ戦の試合結果によりグループリーグ突破の可能性は完全になくなったそうです。