九州の上映から戻って少々呆けていて、ブログの更新も滞ってしまって…。
まあ、飲んだくれたりしながらも、「アイ・コンタクト」単行本化の方は進めてます…。
少々遅くなってしまいましたが、先月の上映の報告です。
福岡県大牟田市での上映会における収益の一部を寄付しました。
私が寄付したわけではなく、全て上映実行委員会の方がやってくれたことですが。
5月24日には、10万円を大牟田市社会福祉協議会を通じて
「東日本大震災復興支援プロジェクトおおむた」へ 。
会場に集まった義援金と上映会の収益の一部を合計したものです。
5月26日には、10万円を福岡県聴覚障害者協会へ 。
内訳は、東日本大震災聴覚障害者義援金として7万円、
第60回全九州ろうあ者大会及び全九州手話通訳者研修大会へ3万円。
また大牟田・福岡の上映では、
「We Love コミュニケーション。情報・コミュニケーションは生きる権利。
国内法の整備と障害者権利条約の批准を求めて」
といった内容で署名活動を行なっていましたが、
400名を越える署名を集めることが出来たようです。
どんな署名か簡単に説明しておきます。
2006年に国連総会で障害者権利条約が採択され、手話が言語であることが明記されました。日本は署名はしましたが、まだ批准はしていません。国内法の整備が必要だからです。
ろう者、難聴者・中途失聴者、盲ろう者それぞれが組織する障害当事者団体と、手話通訳・要約筆記の支援者団体で構成する「聴覚障害者制度改革推進中央本部」が、「We Love コミュニケーション」(300円)というパンフレットを発行。幅広い理解を求めるとともに。実のある法改正、批准に向け、「すべての聴覚障害者に、情報アクセス・コミュニケーションの権利を保障する法制度の実現を求める要望書」の署名活動を行なっていて、上映会場でも署名を集めたわけです。
パンフ 「We Love コミュニケーション」は以下を参照。
http://www.jfd.or.jp/2010/11/04/pid2386
以下は、パンフの説明です。
情報・コミュニケーションは生きる権利です。聴覚障害者だけでなく、目の見えない人や知的障害の人など、たくさんの人々が情報とコミュニケーションの支援を必要としています。
ろう者、難聴者・中途失聴者、盲ろう者それぞれの仲間たちで組織する障害当事者団体と、手話通訳・要約筆記の支援者団体で構成する「聴覚障害者制度改革推進中央本部」が、このたびパンフレットを発行しました。
このパンフレットは、「聞こえない、聞こえにくい」はどういう障害か、情報・コミュニケーション保障の大切さ、そして、私たちの要望を一人でも多くの皆さんに理解して頂こうと発行したものです。このパンフレットで学んで頂くとともに、一人でも多くの方々に聴覚障害者への理解を広めていってほしいと願っています。
また、近々に更新します。