フィリピン向け多目的対応船(Multi-Role Response Vessel:MRRV)が2021年7月26日に進水式を実施されました。
大型のカーフェリーが中央に建造途中ですがその右脇で建造されているのが多目的対応船(Multi-Role Response Vessel:MRRV)・・・
写真をトリミング(拡大)してみます。
フィリピン運輸省が発注した多目的パトロール船は、フィリピンの排他的経済水域内で違法操業を行う漁船取り締まりやテロ対策に使用される予定で、全長94m、最大速度24ノット以上、航続距離4,000海里以上、ヘリコプターが発着艦可能な甲板と格納庫をもち、安全な通信システムや水中探査用に水中ドローンを備えゴムボートベースの高速艇を搭載できる仕様で、フィリピンに引き渡されれば同国の沿岸警備隊にとって最も大きな船になる予定。
「くにさき型(くにがみ型)巡視船(1,700トン)」を改良したものになると言われており、日本政府は多目的パトロール船2隻を調達するフィリピン政府に対し約165億円の資金援助(円借款)を行うため発注先は日本企業に限定されています。
くにがみ型巡視船より若干短い全長に いわみ型巡視船のような2本煙突(くにがみ型巡視船は煙突は1本)・・2本の煙突の間にヘリコプター格納庫を設置した感じです。 煙突の上部には後部へ排気を促すような排気管がそれぞれ設けているようです。
「くにさき型(くにがみ型)巡視船(1,700トン)」を改良したものになると言われており、日本政府は多目的パトロール船2隻を調達するフィリピン政府に対し約165億円の資金援助(円借款)を行うため発注先は日本企業に限定されています。
くにがみ型巡視船より若干短い全長に いわみ型巡視船のような2本煙突(くにがみ型巡視船は煙突は1本)・・2本の煙突の間にヘリコプター格納庫を設置した感じです。 煙突の上部には後部へ排気を促すような排気管がそれぞれ設けているようです。
兵装はフィリピンに引き渡し完了後現地で装備されるのでしょう。