京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

干し椎茸の甘煮。

2007-10-15 21:36:11 | 妻!の料理


今日も、予定の無い、穏やかな一日でした。
明日からは忙しくなるので、最後の骨休め。
おでんを作ったり、その次の日のちらし寿司用の椎茸甘煮を作りました。

私は、干し椎茸が好きです。
道の駅などで、地元産干し椎茸など見つけると、買わずにはおれません。

天日干しした、質の良い干し椎茸は、香りが違います。
おばあちゃん家の自家製干し椎茸と同じ匂いがします。
でも、近頃はなかなかこれ!といったのにめぐり合いません。
値段が高くて、手の込んだものでも香りがしないときがあります。
(品種の違いとかあるんでしょうか。)

野生の感?を頼って。
今のところのお気に入りは・・・
月並みですが、本場大分産のもの。
旅行の土産でもらったのも美味しかったし、生協で買ったのも良かったです。



椎茸の甘煮って、すごいんです。
調味料は、砂糖・酒・みりん・醤油だけで・・・
干し椎茸を、戻し汁とともに、ことこと煮込むだけなのに。
すっごい旨味!
しかも、これを数日置いておくと、熟成されて、良い味になるんです。

そういうわけで、干し椎茸大好きです。

甘煮を使った料理・・・
巻き寿司や、ちらし寿司。

巻き寿司も大好きなんですけど。
意外や意外!
巻き寿司って、同世代の人たちにはあまり人気ないらしいですね。

バレー部の御近所さんに。
この界隈では超メジャーなお寿司屋さんのお嫁さんが居はるのですが・・・
「巻き寿司、キライ!」
と素っ気ないもの。
ああ、もったいないわ!
もらいにいきましょうか。

たしかに、具材に使われる、椎茸といい、出し巻きといい、かんぴょうといい、ババくさい食材ではありますね。
でも、そういう料理に限って、味付けが物を言いますし・・・
巻き寿司を見ると、ついつい買って、味見をしてしまうのです。


秋の味覚・2。

2007-10-15 05:02:19 | 妻!の料理
昨日はお出かけもせず、穏やかな一日でした。
たまった片付け物を済まし、畑に行って、ナスをもいできてから、夕食調理。

昨日の夕食は、アサリの味噌汁、お好み焼き、マーボ茄子でした。
ちょっと変な組み合わせですが。
要は、アサリ、やまいも、マーボ茄子の素があるから、でした。

マーボ茄子。
我が家では、「しつこいから?」ああいう料理は登場しないのですが。
焼き茄子、田楽、和え物・・・
この夏、いつもの調理方法に飽きるほど、大量のナスを食してきたので・・・
たまには冒険してみよう、と思いました。
まあ、和風アレンジで、甘味噌炒めでも良いのですが、それでは「いつもの」味にあってしまう・・・

マーボ茄子の素を買ってきました。
でも、普通の安いヤツだと、調味料がしつこくて、みんなに食べてもらえないと思ったので・・・
「化学調味料を使っていない」素を買いました。
なんとか楼のお店のヤツです。

しかし。
数日前、材料のネギとひき肉が揃ったので、早速作ってみよう!と思ったところ・・・
いつもなら、そこらに転がっている茄子が無い!
なんでだろう?
おじいちゃんが塩漬けにしたのか?
まあ、普段なら、たいがい処理に手を焼いている茄子が無くなっているのですから、ありがたいことなのですが。

ということで、昨日は畑に行って、茄子をもいできました。
もう、おおかた最終の収穫です。
カメムシが多いし、寒くなってきたから、成長も止まってしまって、実が小さくて、硬い・・・
そのうえ、すごくアクがきついです。
まあ、そのくらいのほうが、マーボ茄子向きかもしれません。
(田楽にすると、苦味がきつくて、ちょっと・・・)

ということで。
夕食調理に。

最初に、アサリ汁を作ってから。
マーボ茄子調理。
具材を切ってから、炒めます。

まずは、茄子だけを油炒めしましたが。
なんと、火の通りにくいこと。
かなり時間をかけて炒めたのですが、なかなかでした。
(身が締まりすぎの秋茄子でした。)

次に、ひき肉、生姜のみじん切りを炒め・・・
そこに、いためた茄子とマーボの素、みじん切りのネギを加えました。
出来上がりは、かなり手作り風のマーボ茄子に仕上がりました。

あ、ちなみに、生姜も自家製です。
生姜も、秋の味覚なのですね。

最後に、自家製のやまいもを使ったお好み焼き。

ベースは、小麦粉一カップ強、牛乳1カップ、卵一個、出しの素少々。
それに、適量、すったやまいもを加えます。

で、キャベツの千切りと桜えび、豚肉を加えて、焼きます。
やまいもを加えると、おそろしくモチモチとした、弾力性のある生地になりました。
普段は、このベースの、やまいもを加えていない生地で作りますが・・・
今日は、一段と評判良く、みな完食してくれました。

やまいも。
昨晩使ったのは、おとといおじいちゃんが採ってきてくれましたが。
昨日も、おじいちゃんと子達が採りに行ってくれました。

「やまいもって、葉っぱがあるの?」と長男に聞くと・・・
(私は、スーパーで売ってあるのしか見たことがありません。)
「おじいちゃん、葉っぱ探して、おいも掘ってたで。」
「どんな葉っぱだった?」
「大きかった。」
「おっきいの?」
「傘みたいな形してた。」
「へー、サトイモとおんなじなんだ。」
といった会話をして、納得したのですが。

よく考えると、やまいもと一緒に、サトイモも掘っていたし、葉っぱの姿を混同している?
やまいも、よく空き地に生えてる自然薯と同じようなもの?
身近な食べ物ですが、本当に全く知らないことに気付きました。

よし、今朝おじいちゃんに聞いてみよう。

それに。
サトイモもあるから、今日はお芋の煮付けに決まったね!
冷凍物と違って、掘りたては甘味があって、美味しいですね。