日々雑感

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共生は難しい

2009年09月14日 | Weblog
共生は難しい


同じ人間のなかでもは、とりわけ男性女性のなかでさえも、生理的に全然受け付けない人がいる。生理面だけではなくて、価値観や、思想や宗教や人生観など全く受け入れることのできない人間がいる。

こういう人たちと話をしていると話がかみ合わないだけでなく、砂をかむような思いが残る。いやな気分に包まれるだけでなく、自分の内なる抒情性も失うことになる。多分相手もそう言う想いをしていることだろう。

好きや嫌いは顔やスタイルだけではない。人間性そのものが、合わない人は徹底的に受け入れることができない。

そういう人たちと共生するということは、不可能に近いわけだが、でも共生しなければ生きていけないという現実がある。

共生ということは簡単だがそれではそれを実行してという段になると途端に難しくなるが、人間はすべてこういう問題を抱えているのだ。

では人間と下級の動植物との間の共生はとうか。爬虫類とりわけ蛇と共生するというのは、考えただけでもぞっとする。蛇ワニやトカゲをペットにする人がいるが、私には到底こういうことはできない。

だから言葉の上の共生はあり得でも、自分の受け入れがたいものとの共生は実行不可能のように私には思える。
たとえそれが皆命をもった生き物であったとしても。共生とはこういう困難を含んでいる。
胸には慈悲共生と言う文字を刻みながら。
現実的には何時もそう思う。
最近のウオール街の動き。またぞろ拝金主義のどん欲が復活しそうな感じである。金融危機の名の下にこれほど世界経済に迷惑を掛けたのだから、自己規制するのは当たり前。それが人間の良心であり、共生の基本だと思ったいたが、あの悪夢のような拝金主義がまた復活しそうな気配だという。私はこういう価値観を持った人間とはどうしても共生は出来ない。突き詰めて言うと、彼らの落ち着く先は悲惨な戦争しかないだろう。