男女陰陽

男女陰陽



　男性は男性になく、しかもそれにあこがれている何かを女性に求めている。もし女性が男性と同じもの、もしくはごく似たものしか持ち合わせていないとするならば、男性は女性を求めないであろう。女性だって同じことである。
　法的な面で男女平等はおおいに結構な話だが、生活していく上では役割分担がある程度、別れてくるのは仕方がないことだ。男性が女性に求める究極のものは母性であろう。その母性を女性が失ったあるいは持ち合わせていないとすれば、その女性は男性にとって必要ではないのである。それは女性が男性に求める父性だって同じことである。男と女は陰陽の関係があって、どちらか一方だけでは一対の人間としては存立しえないのである。男女間のパワーバランスがくづれ相対的に男性が弱くななり草食だなんて言われる時代がやってきたのを残念に思う