日々雑感

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死にたい 78

2015年07月08日 | Weblog
死にたい 78

岩手県矢巾町で5日、同県紫波郡の中学2年男子生徒(13)が電車にひかれて死亡する事故があり、
生徒が担任と交換するノートに、いじめを受け「死にたい」と自殺をほのめかす記述が見つかった。

県警は自殺とみて動機を調べている。

 県警によると、生徒は5日、JR東北線矢幅駅に進入してきた普通電車の前に飛び込んだ。

父親は6日、県警から返却された生徒の「生活記録ノート」に、「なぐられたり、けられたり、首しめられたり」と暴力を受けていたことが書かれているのを見つけた。

ノートには「死にたい」「市(死)ぬ場所はきまってるんです」とも書かれていた。
ノートの内容は学校側も把握。

、校長は「しっかり調査して明らかにしたい」
7日に全校生徒にいじめの有無などを調査するアンケートを行うという。
      以上新聞報道より

そこで考える。自殺は学校の手に負えない問題ととらえて犯罪という立場から警察問題として処理する。
読めばわかるように学校のこの種の問題は手に負えてないから、まず警察にゆだねることだ。
教育問題だといくら学校が強調しても、問題解決の能力に疑問があるから、もういい加減に学校問題じゃなくて警察問題だと認識することだ。
5日に自殺した生徒のいじめの様子は担任はすでに知っていた。しかし解決ができなかった。自殺後二日たった後に校長はアンケート調査をするという。

この感覚は他人事で全生徒の安全に責任を持っているという責任感が欠落した校長の感覚である。校長は職務として生徒の動きには特に注意して安全をキープする義務がある。

完全に後の祭りになってしまってからアンケートを採って何をしようとしているのか。無責任にもほどがあるし、校長としては不適格の低脳者だ。何回も同じことを繰り返すが、いじめ問題は学校の手を離れて警察問題だと考えるべきだ。
「痴漢は犯罪です」と声高に宣伝するより、「いじめは犯罪です」
とPRした方がよほど値打ちがある。痴漢では誰も死なない
いじめは死者を出す。
騒がれた大津のいじめ自殺事件から一体何を学んだのか。