日々雑感

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村木厚子先生0

2019年10月11日 | Weblog
酒井雄哉 玄宗盛 村木厚子の三師に共通して通じる物は何か。ご存じの方も知らない方も

考えてみて欲しい。 

この中で村木厚子氏についてはよくご存じだろう。

無実の罪で400日を超えて拘留された女性で無罪放免になってからは、

厚生省の事務次官まで務められた方だ。

今「若草ハウス」を立ち上げて若い女性の救済に奔走されていると聞く。

事務次官が何故若い女性の救済に当たっているのか、不思議に思われる向きもあろうが

拘留されているときに、刑務所の中でうら若き女性の受刑者から話を聞いて、

すぐに救済ハウスを立ち上げられたようだ。

氏は刑務所の中でライフワークを見つけられたのではないだろうか。

それも自前のお金をなげうって、救済事業を始めたのである。

こういう人を見つけると、僕は頭が下がるだけでなく、困った人のお役に立つことが

どれほど生きがいのあることか思い知らされ、自分も後塵を拝したいと言う想いが

腹の底からわいてくる。それが僕を勇気つけてくれるのだ。


考えた理屈だけではなく、すぐその場ですべてをなげうって実行するところが

常人とは違うところである。


彼女のことは報道でうすうすは知っていたが、今日はインターネットで調べて

感動を新たにした。

村木先生。ありがとう。僕のほうが年上だが、改めて頭を低くして、あなたの若草ハウスに

賛辞を送ります。

村木さん。本当にありがとう。あなたの灯火は一隅ではなく、世の中を明るくする灯台だ。

貧女の一灯を拡大すればこうなるのかな。

関西電力の会長や社長などとは比較にならない立派な人物だ。