自力と他力
やろうという、気持ちがどこからか訪れ、心身に強くわき起こってきた時、それこそが本当の他力の働きだ。この力を信じてやる気を起こさせた力こそが他力だと思う。
アメリカの、ヘッジフアンド会社。ロングタームキャピトルマネージメントが
ロシアの通貨危機の影響を受け多額の損失を出して経営破たんした。2人のノーベル経済学賞を受賞した経済学者が参加しているにもかかわらず、破綻した。
そのリスクは計算上は限りなくゼロに近い。ほとんどあり得ない確率であったと思われる。
そもそもヘッジファンドは、人間の自力、つまり人間の知恵の結晶にほかならない。人間の知恵で考え尽くされた計算上の自力である。
ところがこの現実世界には自力という人間の考えや知恵を超えた、事態が起こりうるといえるのが今回の破綻でわかった。
私たちは生まれてくることも、老いることも避けることはできない。病気にもなり、死については人間はいや応なく迎えなければならない。
自分の意志や努力では、どうにもならないものを抱えていると言うのが人生なのだろう。それは文明が進歩しようと、時代が変わろうと民族が異なろうと、人間が背負っている宿命である。
その一方で目に見えない宇宙の力とともいえる大きなエネルギーが、見えない数のように、流れていることを感じる瞬間がある。ちょっとしたことだが、目に見えない何か大きな力を実感する瞬間がある。
自力と見える努力も本当は他力の働きで、他力の風が吹かなければ私たちの日常も本当は思う通りにはいかないのかも知れない。
他力とは、目には見えない何か大きな力がどこかで、自分の生き方を支えているという考え方である。
自分以外の目に見えない大きな力が、自分の運命にかかわり合いを持っている。自分以外の他者が自分という存在を支えてくれると謙虚になって受け止めることが他力を知ることだ。
本当のやる気を、自然と起こさせてくれる不思議な力、それが、他力の働きの本質ではないかと思う。
。
他力は自力の母である。他力と自力の関係は対立するものをではなくて他力は自力を生み出す源である。他力の中に自力があるのだ。
本当に、やる気が心の奥底からからわいてくるとき、それは他力の風を吹いてきた
時で、自力と見える努力も、実は他力の働きに支えられてと考えることができる
自殺、離婚、自己破産、 失業、犯罪 汚職などの右肩上りの増加ぶりは私たちの魂の非常時を意味する。
自分を客観化し批判的に見るのも大事だが、自己嫌悪はよくない。1度落ち込んだら、抜け出ることのできない泥沼だからだ。
全国の自殺者、総数97年度で24239人 ここ数年増加傾向にありすでに、30000件は越えている。
一見平和に見える今の豊かな日本で失われていく市民の数は、戦争の時に勝るとも劣らないのが現実だ。これは心の内戦である。
命の重さが全く感じられなくなり、濃密な充実感が、まったく失われてしまったのが、今だと思う。
現在、日本はこれまで経験したことはない質的な、大転換期にさしかかっている。
見えない明日に心の底で覚え不安を感じ、やり場のない嫌悪感にさいなまれ、強い焦燥感を抱く。
今、この大乱世というべき事態に鏡を置いて、時代を映し出してみると、今後他力というすごい力にひとつの活路が見いだせるのではないかと私は強く感じる。
私にとって他力とはいったい何なのかというと、それは絶対者であり、神であり、宇宙の真理である。これらは実情を感じて、信じる他はない。科学を超越したサムシング・グレートである。
やろうという、気持ちがどこからか訪れ、心身に強くわき起こってきた時、それこそが本当の他力の働きだ。この力を信じてやる気を起こさせた力こそが他力だと思う。
アメリカの、ヘッジフアンド会社。ロングタームキャピトルマネージメントが
ロシアの通貨危機の影響を受け多額の損失を出して経営破たんした。2人のノーベル経済学賞を受賞した経済学者が参加しているにもかかわらず、破綻した。
そのリスクは計算上は限りなくゼロに近い。ほとんどあり得ない確率であったと思われる。
そもそもヘッジファンドは、人間の自力、つまり人間の知恵の結晶にほかならない。人間の知恵で考え尽くされた計算上の自力である。
ところがこの現実世界には自力という人間の考えや知恵を超えた、事態が起こりうるといえるのが今回の破綻でわかった。
私たちは生まれてくることも、老いることも避けることはできない。病気にもなり、死については人間はいや応なく迎えなければならない。
自分の意志や努力では、どうにもならないものを抱えていると言うのが人生なのだろう。それは文明が進歩しようと、時代が変わろうと民族が異なろうと、人間が背負っている宿命である。
その一方で目に見えない宇宙の力とともいえる大きなエネルギーが、見えない数のように、流れていることを感じる瞬間がある。ちょっとしたことだが、目に見えない何か大きな力を実感する瞬間がある。
自力と見える努力も本当は他力の働きで、他力の風が吹かなければ私たちの日常も本当は思う通りにはいかないのかも知れない。
他力とは、目には見えない何か大きな力がどこかで、自分の生き方を支えているという考え方である。
自分以外の目に見えない大きな力が、自分の運命にかかわり合いを持っている。自分以外の他者が自分という存在を支えてくれると謙虚になって受け止めることが他力を知ることだ。
本当のやる気を、自然と起こさせてくれる不思議な力、それが、他力の働きの本質ではないかと思う。
。
他力は自力の母である。他力と自力の関係は対立するものをではなくて他力は自力を生み出す源である。他力の中に自力があるのだ。
本当に、やる気が心の奥底からからわいてくるとき、それは他力の風を吹いてきた
時で、自力と見える努力も、実は他力の働きに支えられてと考えることができる
自殺、離婚、自己破産、 失業、犯罪 汚職などの右肩上りの増加ぶりは私たちの魂の非常時を意味する。
自分を客観化し批判的に見るのも大事だが、自己嫌悪はよくない。1度落ち込んだら、抜け出ることのできない泥沼だからだ。
全国の自殺者、総数97年度で24239人 ここ数年増加傾向にありすでに、30000件は越えている。
一見平和に見える今の豊かな日本で失われていく市民の数は、戦争の時に勝るとも劣らないのが現実だ。これは心の内戦である。
命の重さが全く感じられなくなり、濃密な充実感が、まったく失われてしまったのが、今だと思う。
現在、日本はこれまで経験したことはない質的な、大転換期にさしかかっている。
見えない明日に心の底で覚え不安を感じ、やり場のない嫌悪感にさいなまれ、強い焦燥感を抱く。
今、この大乱世というべき事態に鏡を置いて、時代を映し出してみると、今後他力というすごい力にひとつの活路が見いだせるのではないかと私は強く感じる。
私にとって他力とはいったい何なのかというと、それは絶対者であり、神であり、宇宙の真理である。これらは実情を感じて、信じる他はない。科学を超越したサムシング・グレートである。