日々雑感

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リビア情勢

2011年02月27日 | Weblog

リビア情勢

報道を見る限り、あんなに国民が独裁者から離反したら、おそらく長くは持つまい。
彼が無血革命をしたときに、今日の状況を想定したであろうか?40年の時を経て、若き革命家は独裁者に成り下がった。権力を恣にして、反体制派を厳しく弾圧した。
一説によると、パンナム期の墜落事故は彼の指示だったとか。もしそうなら全く許せない狂犬だ。

青年時代に国家国民のために、革命を起こしたという言葉は色あせて、結局は自分が権力を握りたいために、行動したと言うことになる。それにしても40年間の独裁は長すぎる

現代のような情報社会において、40年間の独裁は歴史的に見て、明らかにアナクロである。だとすれば彼の政権が倒れるのは歴史的必然性がある。この辺を悟って行動をしなければならない。歴史の流れにさおさして、生きようと考える方がどだい無理な話である。

にもかかわらず彼は反政府勢力と決戦をするとがんばる。無駄なことだ。兵をやとって自国民と戦争するとは言語道断である。彼が早く死ぬことがリビア国民にとっては望ましいことである。自殺か。殺されるか。彼の前には死がはだかっている。独裁者の末路はあわれなものだ


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