一色海岸へ

今日はゆっくり起きて昼前にうちを出て、葉山御用邸近くの一色海岸へ。

マロが闘病生活に入ってから、長期休暇に海外旅行に行くのはやめてる。それはそれでいいんだけど、せめてお手軽な非日常が欲しいものよの〜って主人が一言。じゃあさ、と葉山の一色海岸に海水浴に行く又は長野の栗の里の小布施に行く、と提案してみたところ、夏だから海、とご所望。

逗子は湘南新宿線で池袋から一本で行けるので楽ちん。予約もいらないのでさらに楽。非日常だからさ〜と、グリーン席で往復することにした。お陰で1時間の電車の旅は座って楽々移動。

ただ、逗子駅から一色海岸までのバスは激混みで、バス停は長蛇の列。3台目でようやく乗れた。2台目のバスが、あたしたちの直前で「はいここまで〜」となったため、バスも座れてラッキー。道路が混んでて大変か？と思いきや、新逗子駅を過ぎたらスムーズに流れ始めた。

今でも葉山マリーナで降りる人多いんだね〜とか、森戸海岸も人気じゃん、とか言ってるうちに到着。

ブルームーンという海の家で、水着に着替えて色々頼んで腹ごしらえ。ビールもモヒートもありました。ゴーヤの天ぷらが美味しかった、ワタも一緒に斜め切りしてあげただけなんだけど。非日常の魔力だね（笑）。

日陰に座れてよかったね〜、と2時くらいから5時まで居座っておしゃべり。台風のせいで波が荒く遊泳禁止。大人は泳がなくても楽しめるから、大勢に影響なし(苦笑）。

腹ごしらえ中に電話で、5時に45分のフットマッサージのスパの予約。海の家の二階のデッキにある。二人で並んで受けた。波の音を聞きながら気持ちよかった〜。ビーチにマッサージ、ほとんどタイみたい（笑）。

木立の向こうは御用邸。

土地柄か、大音響音楽やバーベキューはお断り。海の家も若い人も子連れもいるけど、みんな適当にお行儀が良い。周囲の迷惑御構い無しの小さい子連れのいる、リゾートホテルよりはるかに居心地が良い。

ここの夕日は天気が良ければ、富士山も見えてフォトジェニック。今日は台風の影響もあり、少々雲が多かったのでお目にかかれず。でも大きな夕日をじ〜っと見つめるなんて、なかなかしないよね。これも非日常。

水平線に沈む夕日、は無理だと観念して帰宅の途に。日没後のマジックモーメントを見ようと残ってる人たちを尻目に「そろそろ撤収だね」とバス停まで。数分待ったらバスが来た。混んでるかと覚悟してたけど、意外に空いてて拍子抜け。駅に近づくに連れて満員ぎゅうぎゅうになったけど、後ろ乗り前降り式、ドライバーさんの近くに立ってたからスペースには余裕があった。

主人の望んだ「非日常」は、いろんなことがスムーズだった。これだったら毎年一回来てもいいね〜、次は逗子駅から歩いていける逗子海岸でもいっかぁ〜とか、すでに来年を見据えておりまする。