初日の夜は、ホテルから徒歩圏内の居酒屋へ。
金沢で有名で人気の居酒屋で修行した後独立した人がやっているという、評判の良いお店を探し出した。1ヶ月前に新幹線が確定した段階で電話を入れても、早い時間からの予約しかダメだった人気店。だけど予約対応されたお店の方がとても対応が良くて、「皆さんほぼ同時にいらっしゃるので、お待たせしてしまうかもしれませんから、お刺身だけでもご注文なさってはいかがでしょう」。思いつきもしなかったことで「ぜひお願いします」と二つ返事。
おけに入ったお刺身盛り合わせ、二人前
水蛸、白エビ、カワハギ、などなど、申し分ありませぬ。ほかにも色々と頼んで、出てきたものはどれも美味しかった。当初6時に予約していた。晴れてたらそのくらいまで観光しているだろうと想定したから。でも雪。早めにチェックインしたホテルで休憩するも、やや時間を持て余したので、もっと早い時間に行けないかとネットで調べたら5時半開店とある。だったらダメ元で早めてもらおうと電話して、即答でオッケーをもらった。対応も、献立も、色んな意味で面倒見のいいお店だ。
ノドグロの炭火焼き、美味しゅうございましたとも
主人は久しぶりにサッポロを頼み、あたしはいつもの通りハイボール。お刺身、もずく酢、加賀野菜のサラダに始まり、揚げ物焼き物などをアラカルトで注文、どれも適量で美味しかった。お店を出て、雪に足を取られながら徒歩5分くらい、魅力的な食べ物屋さんの並ぶ雰囲気の良い細い路地を歩いてホテルに戻った。香林坊のホテルで正解ざます。
翌朝ホテルのバイキング、相変わらず取り過ぎ(苦笑)
食べきれないなと察した主人が「ヨーグルトもらってあげてもいいよ」、で引き取ってもらいました。ワッフルにあんこの組み合わせが新しく、クロワッサンを取った後で手を伸ばしたあのが良くなかった・・・、と反省しておりまする。
近江町市場で食べた遅いお昼(すでにノドグロを一貫つまんでる)
追加分のサワラの袖、ガスエビ、トロ生鯖
サワラの袖とはカジキマグロの腹側の薄い部分だそう。石川県ではサワラ=カジキマグロなんだって初めて知った。ガスエビというのも初めて聞いた名前だった。殻が茶色のエビで石川では、旬も生育場所も異なるクロザコエビとトゲザコエビの2種類をガスエビと呼ぶ。福井では越前エビと呼ばれたり、富山の一部ではトヤマエビを石川の一部ではボタンエビのこともガスエビと呼ぶらしい。あたし的には正体不明だけど、ザコエビよりはガスエビのほうがなんとなくいいかな(笑)?鯖はほんとにとろとろだった。
とにかく見た目より味、どのお寿司もちょっと粗野な握り方だし、お皿も回転寿司みたいなプラスチック製なんだけど、味はそこらのお寿司屋さんでこの値段では絶対無理!な抜群さだった。
金沢駅の地酒バーカウンターで、日本酒ハイボールをトライ
主人が頼んだ利酒セット
駅ビルのカウンターバーなのに、利酒セットが2グレードそれぞれに4種類ずつの8種類のセットがあり、1セットで3種類のお酒を比べることができる。おつまみも添えられてなかなか楽しい。出されるおつまみも当然お酒も、隣のお店で全部売っている。出されるお水は酒造りに使われるお水。主人は真ん中の白山が気に入ったと言っていた。
今回買ったお土産
左上は長町のビストロひらみぱんのパン(月曜日の朝食になった)。隣はホテルであおさのお味噌汁が美味しかったので買うついでに近江町市場の商売上手なお姉さんに勧められ購入しためかぶ茶とあおさ(恥ずかしいので全員勢揃いはしてない)、その隣は日曜日にそぞろ歩いたひがし茶屋街で見つけた、生麩のお店不室屋の麩饅頭。いつもは池袋西武の地下で買ってるので、本拠地の金沢で買えてハッピー。その下の列は、今回食べなかった加賀おでんをレトルトで持ち帰り、日本酒バーでそこそこ美味しかったカラスミもどきと酒のあてシリーズ、爆買いして重かった酒粕。その下の列は、ひがし茶屋街で入った九谷焼のお店で買った豆皿。なんか縁起が良さそうな絵柄、でも4枚じゃ縁起が悪いので葵の御紋も買っておきましょう、ってことで6枚まとめて。お正月を待たずしてデビューざんす、まずは毎朝飲む薬を出す皿として(笑)。
行く前に見たいなと思っていた場所のうち、3割は雪のために諦めちゃったかぁ〜と思うものの、雪の金沢をこれだけ西に東に巡って、食べて、飲んで、充実した楽しい週末だったと思う。機会があったらまた行きたいな、鈴木大拙館のリベンジも含めて。
いたるで修行された方がやってるみなとという居酒屋でした。
ノドグロ、見覚えありましたか(笑)
コロナの後時間予約制になったのは歓迎ですが、
一瞬全く美術館が扉を閉じてしまったのは悲しかったですよね。
はい、是非再訪なさってください。
いいとこで、すっかりファンになりました。
もしかして居酒屋は いたる ですか?
なんとなくノドグロの顔に見覚えが‥笑
オットと訪れたのがまさにコロナの真っ盛りで鈴木大拙館はもちろんの事21世紀美術館も兼六園でさえ入場禁止で「コロナのバカー」と叫びつつ観光しました。
まだあのリベンジをなしてないなー
kebaさんの、ブログ読んでまた行きたくなりました。
駅の日本酒利酒はいいですね。これもやってなかったなー
買ってきたパン、美味しかったですよ。
お店で食べられればもっと美味しかったかもしれません。
お寿司は、地元民には開店時間が不便かもしれませんが
近江町市場のお寿司屋さんクオリティ高かったです。
観光客が行かないようなお店、どんなふうなんだろうと興味あります。
病院でお刺身、すごすぎません?
金沢恐るべし〜
確かに東京のレストランも観光客の方が詳しかったりしますからね。
近江町市場のお寿司は美味しかったです。
九谷焼は、うちの食器とは組み合わせ的にちょっと厳しいので、豆皿にしました。
正方形が面白いでしょ
冬の日本海側は、鳥取松江を一度諦め、リベンジの松江もお天気が不安
今回も行き少々雪で遅れたりと、不安要素はありますが、
やっぱり美味しい‼️
あたし日本酒はほとんど飲まないのですが、主人が頼んだ3種類セット、
利き酒でそれぞれのお酒の個性がわかって面白かったです。
ようちゃん、ぜひ冬の日本海側の旅でゆっくりお酒を楽しんでください〜
あったようですね
昔東京から帰って一時住んでいた時は、
お寿司屋さんやパン屋さんは、
あまり感心しませんでした
東京の味にすっかり慣れてたんでしょう
サワラ=カジキマグロですって
確かに写真では、サワラにしては
ちょっと白っぽいような
昔、父が入院してた公立病院で
昼の病院食にサワラのお刺身が
大盛りで出てびっくり
その時のサワラは、
もっとピンク色で透明感あったような
病院で刺身って、さすが石川県と
感心したものです
お魚好きには、たまらない金沢ですね
金沢は両親の田舎だから何度も行きましたが、お店に入って食べることはなかった。
そっか、こんなに美味しいものが食べられるのですね。
お土産も豊富。
九谷の豆皿も素敵です!!
さすが北陸の新鮮な魚!お刺身も握りも たまりませんね!
わたしは ご主人の利き酒が 一番うらやましいです(笑)
両親を見守るために48歳で退職してからは
23年の間禁酒しており 秋の北海道旅行で やっと解禁したものの
やっぱり 家では お酒を飲む気になれず。
こういう旅先で じっくり 美味しい日本酒をいただきたいものだと思います。