今週は主人の実家用つくりおき

あたしが毎月実家の両親に顔を出すと決めて、実行していることに刺激を受けたのか、主人は来週休みが取れるので、月曜日の午後から水曜日まで実家に帰るという。主人が帰ると、老夫婦二人の食卓から一挙に食事の量が増えて、義母は準備が大変になるだろうと思い、食べるものを少し持って行ってもらうことにした。

主人が出勤しない＝お弁当の作り置きが不要、なので、あたしの作業としては毎週金曜日の恒例行事に変わりはない。それでちょびっと嫁業務ができちゃうのでラッキー、みたいな相変わらずのお気楽な嫁である。

冬に持参したスープが好評だったので、今回は主人も食べられるように少し大きめの保存容器に入れたものと、あとで義父母だけでも食べられるように小さめの保存容器に入れたものと、2種類用意した。キャベツと玉ねぎと人参をベーコンとニンニクと一緒にスープ煮にして、バーミックスで潰して豆乳で増量したもの。キャベツと玉ねぎの甘さを殺さないように、ブイヨンキューブと塩胡椒だけで味付けした。量が増えると持って帰るのが大変なので濃いめ。向こうで適当に伸ばしてもらおう。それ以外に、小松菜と油揚げをごま油で炒めたものと、夏野菜と豚肉をラタトウィユ風にごった煮にしたものを準備。

息子に食べ物持参で来てもらって楽にはなるかもしれないけど、義母も自分の手料理を食べさせたいはず。3人分の副菜になる程度にしか、持ち帰ってもらわないことにした。義母にとって台所は聖域なので、遠隔操作でその台所に入るのはやりすぎだよね〜。

でも、お年寄りはどうしても肉を避けて魚を食べる傾向があるので、油と動物性たんぱく質とを取れる献立を、と思って作ってみた。移動中に漏れると大変だから、写真に写ったものは全部いったん冷凍する。保冷剤といっしょにクーラーバッグに入れて持って帰ってもらうつもり。

それ以外にも、生協で買った動物性たんぱく質系冷凍食品（チキンステーキや焼き鳥）を持ち帰ってもらう。どれも電子レンジで解凍すればいいので、近所から沢山いただくという夏野菜を付け合わせにすれば、簡単に食事ができるかな、と思って。

9月からはとてもじゃないけど忙しく、しかも10日には主人と一緒にあたしの実家にとんぼ返りする予定なので、今回あたしは帰れない。冷蔵庫の野菜室の整理だけど、料理だけで勘弁してもらお〜っという魂胆。

離れたところに住んで、夫婦とも仕事を持っている、でも、老いた両親にあまり寂しい思いをさせたくない。なかなか解決策がない課題。夫婦別々でも顔を出せるときには行って回数を稼いだり、その時々にできることをやる、それしかないのかなぁ〜。でもおかげで弟夫婦や従妹夫婦との関係は深まったなぁ、プラスマイナスを考えるようなものじゃないけど、全体から見たらプラスだなぁ〜と思っておりまする。