先日鳥取に出張(こちらにその様子)したときに加工場にお邪魔したけど日程の都合上購入できず、帰京してファックスで注文してあった「因幡の塩鯖」が、昨日届いた(ラップに包んだのはあたし)。本当は5匹注文してみたものの、どの鯖もあまりに大きく立派で「こりゃ賞味期限内に我が家での自力消費はせいぜい2本」と、一匹同じフロアのおばあさまに献上。長期間留守にするときには「キャットシッターの女性が出入りすることがありますがそれ以外は不審者です(笑)」ってお知らせして出かけるような間柄。で、真ん中にあるサツマイモは、その方のご実家から届いた加賀野菜の五郎島金時。「沢山あって困ってたんだけど、あなた、いついらっしゃるか分からないじゃない、来ていただいてよかったわ~」「そうですね、出張してたりしますものね。でも、これ、正真正銘の物々交換ですね~、たのし~」なんて言いながら、遠慮なく頂いてきた。
鳥取では、ノルウェー産の鯖を背開きにして内蔵と血合いと血液を丁寧に取り除き、背中側にだけ塩をふる、という冷たくて気の遠くなるような作業を拝見した。このような手作業で塩鯖を作っているのは、鳥取でも4軒だけになってしまったそうだ。家族総出で深夜から朝6時くらいまで作業をして、出荷する、の繰り返し。ハードワークである。3代目のご主人は、孫が跡を継いでくれるのだと嬉しそうだった。見学させていただいた後、その場で塩鯖を頂いた。単純に焼いただけの塩鯖が本当に美味しく、さらには塩鯖のお味噌汁(味噌と酒粕)も美味しくて「絶対買いだ!」と思ったのであった。とにかく焼いても臭くない。これだけ脂がのっているので焦げたり臭くなったって不思議はないと思うのだけど、全くと言っていいほど匂いがしない、作業の仕方が適切である証拠なんだろうな~と、見学者全員が驚きにも近い感想を持った。
ちなみになぜノルウェー産鯖なのか、って話しなのだが、日本の食用の鯖のうち約55%がノルウェー産だと言われている。特に安定した品質が求められる加工用の鯖には、ノルウェー産が多い。うちの生協でも冷凍の鯖の味噌煮はノルウェー産の鯖を使っていて、主人のお弁当には大活躍していただいている。「安定した品質」の理由の一つは、3ヶ月間で1年分の鯖を穫って冷凍保存してあるからだという。鯖やニシンや鱈といった北大西洋を回遊する魚は、国際的な組織が勧告するトータルの漁獲可能量をもとに、沿岸各国が交渉で漁獲量を決めている。ノルウェー水産庁は、国に割り当てられた漁獲量を各漁船ごとに割当ているため、船主は同じ重さしか漁獲できないならより高い値段がつく大きい魚を狙う。しかも最近の魚群探知機では魚の大きさを探知できるらしいし、巻網漁の網の形状にも大きいのだけを水揚げできるような開発がすすんでいるという。何事も必要は発明の母なんだな~と、改めて思い知らされる。また、一旦網にかかった魚は投棄できないというルールがあるので、ますます大物狙いは真剣である。そういうある種人為的な努力と同時に、ノルウェー近海に来る頃の鯖がちょうど脂が霜降り状にのった時期であるという、地理的な幸運もあるらしい。そのため、ジューシーで美味しい鯖がとれ、そのため日本各地の塩鯖やヘシコにはノルウェー産でなくては、という産地が多いのだという。
おいしいです、1匹を2名で食べきれないくらい大きくて、このグリルパンに沢山脂が溶け出ているのだけど、それでも身はふわふわでジューシー。魚臭さも全くなく、醤油もレモンもなにもいらない。あたし塩鯖ってもうちょっと不味い物だと思ってたので(苦笑)目から鱗。写真の塩鯖は地元でも人気の「やまね」(鳥取市気高町酒津371-25 電話:0857-82-3199 FAX:0857-82-3198)のもの。クール宅急便代がかかるのでまとめて買えればいいかもね。
鳥取では、ノルウェー産の鯖を背開きにして内蔵と血合いと血液を丁寧に取り除き、背中側にだけ塩をふる、という冷たくて気の遠くなるような作業を拝見した。このような手作業で塩鯖を作っているのは、鳥取でも4軒だけになってしまったそうだ。家族総出で深夜から朝6時くらいまで作業をして、出荷する、の繰り返し。ハードワークである。3代目のご主人は、孫が跡を継いでくれるのだと嬉しそうだった。見学させていただいた後、その場で塩鯖を頂いた。単純に焼いただけの塩鯖が本当に美味しく、さらには塩鯖のお味噌汁(味噌と酒粕)も美味しくて「絶対買いだ!」と思ったのであった。とにかく焼いても臭くない。これだけ脂がのっているので焦げたり臭くなったって不思議はないと思うのだけど、全くと言っていいほど匂いがしない、作業の仕方が適切である証拠なんだろうな~と、見学者全員が驚きにも近い感想を持った。
ちなみになぜノルウェー産鯖なのか、って話しなのだが、日本の食用の鯖のうち約55%がノルウェー産だと言われている。特に安定した品質が求められる加工用の鯖には、ノルウェー産が多い。うちの生協でも冷凍の鯖の味噌煮はノルウェー産の鯖を使っていて、主人のお弁当には大活躍していただいている。「安定した品質」の理由の一つは、3ヶ月間で1年分の鯖を穫って冷凍保存してあるからだという。鯖やニシンや鱈といった北大西洋を回遊する魚は、国際的な組織が勧告するトータルの漁獲可能量をもとに、沿岸各国が交渉で漁獲量を決めている。ノルウェー水産庁は、国に割り当てられた漁獲量を各漁船ごとに割当ているため、船主は同じ重さしか漁獲できないならより高い値段がつく大きい魚を狙う。しかも最近の魚群探知機では魚の大きさを探知できるらしいし、巻網漁の網の形状にも大きいのだけを水揚げできるような開発がすすんでいるという。何事も必要は発明の母なんだな~と、改めて思い知らされる。また、一旦網にかかった魚は投棄できないというルールがあるので、ますます大物狙いは真剣である。そういうある種人為的な努力と同時に、ノルウェー近海に来る頃の鯖がちょうど脂が霜降り状にのった時期であるという、地理的な幸運もあるらしい。そのため、ジューシーで美味しい鯖がとれ、そのため日本各地の塩鯖やヘシコにはノルウェー産でなくては、という産地が多いのだという。
さて、我が家に届いた因幡の塩鯖、大きくてきれい~
さっそく今朝焼いてみることに
旅館の朝ご飯みたいだね~って言いながら、塩鯖・みそ汁・ご飯の朝食
たまらずこのかたも登場、が、即刻退場させられました
おいしいです、1匹を2名で食べきれないくらい大きくて、このグリルパンに沢山脂が溶け出ているのだけど、それでも身はふわふわでジューシー。魚臭さも全くなく、醤油もレモンもなにもいらない。あたし塩鯖ってもうちょっと不味い物だと思ってたので(苦笑)目から鱗。写真の塩鯖は地元でも人気の「やまね」(鳥取市気高町酒津371-25 電話:0857-82-3199 FAX:0857-82-3198)のもの。クール宅急便代がかかるのでまとめて買えればいいかもね。
でも、そんなお魚は、大阪へ
我が家のお昼は、塩サバを焼いたのが、度々登場しました
それは、それで美味しかったです
時々食べたくなります
・残念ながら、大阪の汚れた空気の所為か、ジンマシンが出るので
長い事食べたことありません
お写真を見て、ちょっとヨダレが
グリルパン、しばしば登場しますね
スーパーで見て、気になっているものです
わたしは、ロースターで焼きますが、このグリルパン
綺麗に焼けるのですね
サンマも焼けるみたいだし・・・
サバとか牡蠣とか、ダメな人はダメですもんね残念
グリルパンは2つもってて、これは8年前にゲットした
ル・クルーゼのものでかなり重いです。
斜めの格子状に焼き色をつけるのに便利。
もうひとつは南部鉄器のグリルパン
そちらは溝じゃなくて表面に細かい筋があります。
両方とも秋刀魚OK(斜めにするときもあります)
魚の網を掃除する手間が省けるので、絶賛活躍中です
子どもの頃 まだ冷蔵庫が家庭になかったので 塩鯖は日持ちがよくて
重宝したのかよくお弁当に入っていました。
あと 干鱈かみりん干し・・・
昔はおいしいとは思えなかったです。
高校の調理実習で 「船場j汁」というのを習って 塩鯖のお味噌汁おいしい!
とびっくりでした。
塩鯖のそれもアラを使って 大根の千切りとともに味噌汁にします。
大阪船場の「しぶちん」とか「始末」といわれる商家の昼ごはんに
出されるメニューです。
冬の寒い日の 酒かすもいれたものは すごくおいしいですね。
そうですか~ノルウェー産でなくてはというくらい ノルウェーの
ものばかりなんですね。
漁業も大変ですね。
田舎では 留守でも勝手口に勝手においていくのですけど・・・笑
そのお味噌に酒粕が入っていました。
忙しいお宅の伝統の料理なんですね~
ノルウェーは一度もの凄く資源量が減って、取れなくなり
生活が立ち行かなくなった漁師さんに補助金を出したら
より収入を求めてさらに漁獲に励みさらに資源量が減る、の悪循環。
当時の様子は現在の日本の状況とかなり類似しているとのことです、
みんな資源量が減ってるので「早い者勝ち」で穫りまくる。。。
ノルウェーは北海の油田が発見されて新たな雇用口が出来たタイミングで
一気に所得補償から資源管理に大きく舵を切りました。
減船し、漁師さんも廃業して他の職業についたそうです。
そこから個別枠という漁獲割当方式で資源保護を導入、
今の状況は、40年くらいの長いスパンの資源管理の賜物だそうです。
日本も劇薬が必要なところまできちゃったのかな?
うちのマンションは1フロア4軒ですし
かなり最初の段階で理事会の副会長をやり、
総会後に居住者自由参加で近所のレストランで昼食会っていう
「お祭り」の言い出しっぺなので、わりと顔が売れてます、我が家(笑)
鯖、良いですね~。
私は、秋刀魚より鯖の方が美味しいと思います。
鯖は、大好き♪焼いても酢で〆ても美味しいですね。
それにこの鯖は、脂ものってそうだし、すごく
大きいですね。我が家の猫なら焼いてる匂いで
大騒ぎですね。
tomokeさんちは皆さんお魚好きなんですね~
美味しいのが分かるのか、今朝のマロは「きりん?」って言いたくなるほど首が伸びてました
その伸びた首を横から撮りたかったけどそれは気の毒。
そして可哀想だけど、今日も「はいはい、マロさんのご飯じゃありませんよ~」と
テーブルから降ろされてしまったのでした。
骨のところがうす赤いので、新鮮だし塩分も控えめというか背側だけとは知りませんでした。
賞味期限が短いのでは?
刺身にするようなものだけ、国産であとはノルウェーですよ、こっちでも
これと前回の茗荷がベストマッチだと思います。
あー、食べたい。
そういうのは機械ではできないので、手作業ならではのきめ細かさ、です。
そうなんです、すごく賞味期限が短そうなので
3枚におろした状態にして、半身ずつラップに包んで冷凍しました。
あとはここからしめさばできないかな?と思って
一応酢締めにもしてます、だいじょうぶかなぁ~。