kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

住宅街に建ってた

2012年10月20日 | 猫ら&家族
母が行かないのではないだろうか?と心配していた、昨日の施設見学・面談。主人とシュミレーションした会話で母は理解してくれ「お父さんが行くなら、行くから」と見学前から入居の意思表明(驚)。父はあたしが帰った後、義妹に電話で「どういうわけかkebaの話に納得したらしい」と言っていた模様(笑)

しかも実際行ってみたら、想像していたよりもずっと明るくて開放的で清潔で、少々気に入らなくても入るしかないと悲壮な覚悟をしていたであろう父は、現実が予想を上回っていたらしく、とても満足げで気に入った様子。まだ正式申し込みもしていないのに「この部屋っ!」と窓が2面ある角部屋同士で廊下を挟んで母とお向いさんになれるような2部屋をご所望。施設の方も笑いながら「じゃぁ、そうしましょう」。怖いくらいスムーズにいろんなことが進んで驚いた。

もうひとつ驚いたのは隣の一般住宅との余りにも近い距離。丘の上の病院の付属施設とか、山里離れたところとかを想像していたので(土地勘なさすぎ・・・)、父が所望した部屋の窓から見える隣のうちの柿がなっていて「いいねぇ~」なんて笑った。

送迎の車で施設長に実家まで送ってもらい、父いわく「祝杯」のミルクティーを飲んで、あたしは市役所の地域包括支援センターへ。そこで小一時間雑談を含めて話をして、今後入所するとしたら行政的にどういう手続きが必要かなど情報収集した。包括センターの担当者は、できたてほやほやのこの施設はまだ見ておらず、内覧会を来週に控えているとのことで、「じゃぁ予告編ですね」とかいいながらあたしが携帯で撮った写真を見せてあげつつ話をした。担当者いわく、新しい施設でも「もう少しどうにかならないものか」と思うようなものもあるけど、ここは素敵!とのこと。比較対象がある方がそう言って下さるのは心強い。

という強行軍日程の太宗をこなして駅に向かった。なんかお腹すいてるなぁと思ったら、朝5時過ぎに野菜ジュースと珈琲を飲んだっきりだった(笑)。もう限界だぁ~と新幹線の駅前のファミマに入ったら、さすが広島県が近いだけある、レジ横のケースにカキフライが入っていた!調子に乗って4つほどゲットして、駅の待合室で小さいコロッケでも食べるみたいに、手でつまんで口に運んだ。そのため新幹線にのってしばらくして胃がもたれるという悲惨な目にあってしまったのは御愛嬌、いつも持ち歩いている消化薬を飲んで爆睡。

それにしても、行き帰りの新幹線は見事なまでにあたしの寝室と化している。行きは東京から新神戸まで爆睡し、帰りは目が覚めたら新幹線は京都駅に停まっていた。マスクして首枕して毛布をかぶれば「旅の恥はかき捨て」状態で爆睡、うぅ~、しっかりオバサンやっておる。

でもでも、今回の結果でそういう無謀な帰省が報われた。これからまだ波乱はたくさんあるだろうけど、母にちゃんと施設で面接を受けてもらえて一安心。母の機嫌で入居が前後することはありうるけど、入所することが自分たちのため・子供たちのためと「理性」では認めていてくれると信じてる。実家への愛着と理性とのあいだで揺れ動いているからゆえの感情の起伏だと思って、あたしたちが落ち着いて対応すれば乗り切れそうな気がしてきた。なにより、父の決心は揺るがないみたいだから。

というわけで、本日は土曜日ですがお仕事ざますぅ~


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2 コメント

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一安心、 (まろ)
2012-10-20 10:08:23
ですね。
私は勘違いをしていました。二人で一部屋に住む、のではなかったのですね。個室でしたか。
理想的かもしれないです。
子供たちが奔走してくれて、お父様もうれしいでしょう。
今は、介護施設は街中がいいと言われています。私もそっちがいいです。
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まろさま (keba)
2012-10-20 10:12:59
本当に、とりあえず安心です。

夫婦部屋のある施設もありますが
残念ながら要支援の父には入れないところばかりでした。

それに周囲の話をきくと、別々のほうがよいということですよ。
二人とも疾患が違うのし、性格も違うし、そして多分余命の長さも。。。

廊下の末端にあるので、自分たちの部屋の前の廊下も
「自分のもの」として使えそうな感じで
父は「早い者勝ち、だよねぇ~」と
在住してない子供たちが市民より早く情報を仕入れたことを、驚いていました。
施設がしょぼかったら嫌だなぁと思ってましたが、本当によかったです。
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