再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

真の支援者とは?

2008-11-29 12:09:31 | チャット

苦境の時に、さりげなく手を差し伸べてくれる方々。それこそが本当のサポーターであり、感謝しても、し足ることのない方々である。

晴天の時には、多種多様な傘の売り込みがあるもので、そういう人に限って、雨が降り出すと真っ先に顔を見せなくなる。

雨の降り始めの時には、軽くて小さな傘を。本降りになってきたら、頑丈で大きな傘を。その時々の状況に応じて、適切な支援をいただけるほど、ありがたいことはない。

翻って、自分自身は、他の人に対して、そんな理想のサポーターたり得たことが過去にあっただろうかと顧みると、赤面汗顔の至りである。

自分自身にそんな余裕とゆとりがなかったというのは、単なる言い訳にしか過ぎない。たとえ自分が苦しい時であっても、さらに苦しんでいる人には、自分のできる範囲での支援の手を差し伸べる。

特に、ベンチャーの創業期などには、周りが見えなくなり、自分のことで精一杯になってしまう傾向がある。

「情けは人のためならず」「受けた御恩は終世忘れず」とは、起業家として決して忘れてはいけない基本所作であろう。

ベンチャー企業の成功・失敗の秘訣は、意外とこんなところにあるのかもしれない。

お互いの信頼関係によるネットワークこそが、われわれのコアコンピタンスなのだ。