30年近くビジネスマンをやっておりますが、マンガを使って、プロジェクトや事業の紹介用パンフレットを作成したのは初めての経験です。
制作者によると「ファンブック」という愛称で呼んでいるそうです。
今回の紹介テーマは、東京都が行っている「クレジット創出事業」というものです。そもそもなぜマンガを使って、都の助成事業を紹介しようと考えたかというと、都の説明資料が詳細に記載されているためか、特に初めて見る人にはなかなか理解ができないだろうと思ったからです。
最初にマンガでと言われた時は、正直言って半信半疑でしたが、好奇心だけはある方なので、提案を見てみると、意外とおもしろく笑ってしまいました。確かにこれならば、CO2の排出クレジットなどという分かりにくい架空のものが、身近な問題として把握できる。細かい文章では、なかなか理解できないポイントがつかみやすくなるなと思いました。
コスト的にも、思った以上に廉価に仕上がるということで、思い切って発注してみました。
出来上がったものをお客さんや取引先にお持ちしたり郵送したりしていますが、今のところおもしろく分かりやすいと評判も上々です。
マンガやアニメも日本が世界に誇る文化の一つということなので、実ビジネスの世界にも、この日本の強みを活かすことができるのではないか。
まさにオールジャパンの省エネビジネスの展開にもつながることになると、夢は広がっております。