食の健康保険商モリエ米店

お客様とのコミュニケーションの場として開設しました。

米屋の親父の配達日記354号:米屋最大のピンチです

2025年01月27日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ
・お米が暴騰していますが、私が父の跡を継いで以来、最大のピンチです。

 昨年12月の鈴木宣弘先生の「食料安全保障を考える講演会」でおもしろい本の紹介がありました。
その名も『食糧戦争
戦後GHQによって焚書になった、
昭和19年に上梓された陸軍主計少将 丸本彰造氏の著作です。
引用:「食糧は戦争の勝敗を決する」「最後は食糧だ」これは交戦各国が前大戦から身にしみて体得せる尊き教訓であるが、今次大戦に於いては双方共このことをモットーとして「食糧の確保」ということには万全を期して居る。:ここまで引用
とその序文にあります。
続けて、引用開始:所謂商工主義は重商主義に傾き、(途中省略)恰も砂上の楼閣のようなものであり、いつかは崩壊する。
大体商工主義は貿易主義、外国依存主義であり、食糧の独立を軽視し、結局国の亡びる因をなす。
商工発達政策、都市の繫栄政策を執るにしても、之を充分に給養のし得る農業の伴わざる政策は、決して国家を興隆するものではない:ここまで引用
 
 爾来、日本の戦後農業政策はアメリカの余剰農産物(小麦・大豆)を受け入れることを基本として組み立てられ、
かろうじてコメだけが100%自給を許されてきたわけですが、
そのコメも1995年ミニマムアクセス米として年間4%を輸入し、
毎年0.8%ずつ輸入枠を増やすことになりました。
 国内のコメの過剰在庫を減らす目的ということで減反政策が続けられ、
1970年以降一貫して減らされ続けてきた米の耕作面積は2000年には177万haになり、
昨年は129万9000haでした。
ここまで水田が減ってしまっては、作況指数が平年を超えたところで総数量は680万トン弱。
日本の米消費量は797万トン弱、米不足は起こるべくして起きたわけです。

 今年4月1日には食料供給困難事態対策法が施行されます。
食料の供給が大幅に不足する事態(食料供給困難事態)に備える法律で、
その目的は国民の食生活や国民経済に影響が生じる事態を防止することだそうですが、
今日のコメ不足、暴騰の原因はそもそも今までの農業の基本政策が間違っていたことですから、
「なんだかなぁ」って感じですよね。
 
 現在、世界中で食糧不足が問題になっています。
輸入するにも国際的な価格競争のなかで、記録的な円安の影響もあり、買い負けが決定的です。
 国是として、先人が日本人に米と麦と大豆は残すという気概から作られた法律、種子法が廃止になって7年になります。
農家の自家採取を原則禁止とした種苗法改悪から3年。
種子を守る会 香川では、せめて香川の気候風土に適した在来種を守るために
種苗条例の制定を香川県に求めています。
この条例のない自治体は東京・大阪を含めて15です。

軍国時代の真っただ中で農業・食糧こそが国の礎と説いた丸本彰造氏の言葉を今こそ噛み締めていきたいですね。

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モリエ新聞354-1・2月合併号:なぜかポン菓子加工が忙しくて合併号になりました

2025年01月24日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ

お正月の間に増えた体重、元に戻りましたか

 仕事始から1週間で当店の通常の1か月分の売り上げを超えた商品があります。
それが、『奇跡のオリゴ』です。

 生きた乳酸菌を毎日摂っても、
そのまま自分の腸内に定着する
確率が極端に低いことはよく知られています。
では、どうやって
自分の乳酸菌を増やすか?

 善玉菌の効果的なエサ(オリゴ糖・食物繊維)を食べるのが正解です。
奇跡のオリゴ』には純度98%以上のビートオリゴと環状オリゴが入っているうえに、
生きた乳酸菌より圧倒的にパワーのある

FK23(エンテロコッカス・フェカリス23)という加熱処理した乳酸菌、
実は
これが免疫機能など5つの特許も取得しています。

 

郵便受けに投函できる「奇跡のオリゴ」 : neko002 : モリエ米店は食の健康保険商です - 通販 - Yahoo!ショッピング

郵便受けに投函できる「奇跡のオリゴ」 : neko002 : モリエ米店は食の健康保険商です - 通販 - Yahoo!ショッピング

奇跡のオリゴにはビートオリゴ、セロビオース、フェカリス23が<br>絶妙に配合されてビックリ感動のオリゴ糖になりました。<br>原料: 甜菜(ビートオリゴ)...

Yahoo!ショッピング

 

ダイエットだけではもったいない。

健康の強力サポート食品です。

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米屋の親父の配達日記353号:コメ価格暴騰・米不足にも負けずに頑張ってます。

2024年12月04日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ

・・・全国的に新米もち米が不足しているようで、
  正月用の餅の価格がなかなか決められませんでした。
  まさかの状況です。


 今年のまちゼミはワークショッ
 プはせずに、
レシピを見なが
ら試食をして、
お客様と
おしゃべりを楽しむという方法を試してみました。

 以前、甘酒づくりで失敗経験のあった方が、
原因に気
が付いたようで、ゼミの帰り際に
「もう一遍チャレンジし
てみます」といいながら、
糀をお買い上げいただきました。
(四日後に早速大喜びの報告と、一晩発酵の味噌を持って来店されました。
 甘酒は今年100歳を超えたお祖母ちゃんが『これは美味しい』
と次の製造を催促されたそうです)

 砂糖を使わずに作った発酵あんこは、
おばあちゃんが作っていた
餡子の甘さを思い出すことができたと喜んでくれた方もいて、
とっても楽しい2日間をすごせました。
 やっぱ顔を合わせての交流って最高ですね。


 

 11月17日は東部地区自主防災会の訓練日。
 前日までぐずっ
ていた空模様が、
この日は薄曇りで気温もちょうど良
く、絶好の野外訓練日和でした。

 私たちのグループは最初は土嚢づくり。
2・3人
ずつ1組になって砂入れ、口を縛って、
効果
的な積み重ね方も指導してもらいました。

次は消火器を使った消火訓練。
初めて
参加の男の子は本物の消防服を着せてもらい、
一段と
きびきびした動きで上手に消火器から放水していました。

 続いて、AEDを使った心臓マッサージの応急処置、
避難所でのパーティション・簡易ベッドの組み立て実習と
1時間半ほど実施訓練をして、
〆は東部地区食改のスタッフによる恒例のカレーライス給食。
 今年も期待通りの美味しいカレーに、参加者全員大満足で予定終了。

 最後にハプニングはあったものの、
ちょうど消防の女性隊員もいて的確に事故対応ができ、
誰も慌てることなく無事解散で結果オーライ(^^♪

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モリエ新聞353号-12月:お餅の季節ですが・・・・

2024年12月03日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ

年々お餅の需要は減っているので、もち米の生産量から考えて
ある程度の価格高騰は予定していたのですが・・・

とんでもなく暴騰していました。

いつもの予約取りの価格表を作るのが物凄く気が重い仕事でした。

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米屋の親父の配達日記352号:11月、いよいよ第7回善通寺まちゼミの開始です。

2024年11月02日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ

秋祭りも好天のうちに終え、今年も「うどんロゲイニング」で賑わった善通寺で
第7回の「まちゼミ」が開催されます。

 今年は私の地区は4年に一度の無役の秋祭り。

 子どもの頃は町中を天狗やカラス天狗の面をつけた
威勢のいい若い衆が木刀や木割りを振るいながら
「クソマ~ン」とはやしたてる子どもたちを追いかけていたものです。
    今はもう見かけることもなくなった、
   私のふるさとの甘く切ない秋祭りの思い出です。

 今年のうどんロゲイニングは、
善通寺市まちなみ発見フォトウォークと共催で、
黒板アートを写真に収める人もいたようです。
 当店は今年もチェックポイントでしたので、
近所の大川うどんの後、立ち寄るグループで賑わいました。

 さて、善通寺まちゼミ。
今年は参加店舗が少ないのですが、
意欲的な店舗が揃いましたのでわくわくしています。

 モリエ米店は今年も米糀のゼミですが、
例年と違ってワークショップ形式はしません。
その代わり、米糀で一晩で作れる味噌とか、
砂糖を使わず作る発酵あんことか、
ジャーに残ったご飯でそのまま甘酒を作る方法などをレシピを用意して、
味見しながらお話会をしたいと思ってます。

 ちなみに、ここに載せた写真はまちゼミで味見をしてもらう発酵あ
んこの製造工程です。
茹でた小豆をつぶして糀と混ぜ合わせます

ジャーに平に敷き詰めたら
6~8時間蓋を開けたまま保温で完成。

出来上がった発酵あんこは冷凍で保存。

出来上がった餡子は優しい甘さが特徴です。

 玄米ポンせん(ダイシモチ)に塗れば、
見た目はともかく味は上品な 最中(もなか)のようです。

 まちゼミ当日は一夜づくりの米味噌で焼き味噌をつくって、
それも玄米ポンセンに塗って試食してもらう予定です。

 炊飯器に残ったご飯で作る甘酒は私の作り方だと甘さが強いので、
私自身は炭酸水で2倍に薄めて毎日飲んでます。
酸っぱいのが好きなのでクエン酸を入れるのですが、
これからの季節はお湯で薄める方がいいですね。
★残念ながら今回の当店のまちゼミは参加者が定員に達しています。

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