食糧供給を支配するものは人々を制す。
エネルギーを支配するものは全大陸を制す。
貨幣を支配するものは世界を制す。
---ヘンリー・キッシンジャー
自由貿易という名の不平等貿易の果てに、
次の世代を、欲の塊の一企業の奴隷にしないためにも、
知っておきたい真実があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3e/7381faa716af6801abf93c7b645d65b4.jpg)
緑の革命と呼ばれた大規模農業、
実は、広大な農地に1種類の作物を植え、
石油系肥料や農薬を大量に使用する石油メジャーに新たな利益をもたらす産業となりました。
最初は生産性が向上したように見えたものの、
地力は衰え、化学物質が農業従事者の体を蝕み、
土地、水の汚染を広げ、
皆の健康を脅かすようになりました。
現在、世界の7人に1人は食糧を充分に得られていません。
食糧の生産性向上による飢餓の救済などとは真反対の状況です。
そして、一握りの企業の食糧支配への次の段階がTPPです。
「遺伝子組み換えでない」という表記、
この表記があればなんとなく安心できるのですが、
TPPでは、それは関税外の障壁とされています。
怖いですね。
知らないうちに遺伝子組み換え食品が食料品店の棚を制覇してしまうかもしれません。
自由貿易という名の不平等貿易は、
この映画の中のメキシコをみれば分かりやすいでしょう。
日本ではお米に相当するメキシコの主食
トルティーヤとなる多様なトウモロコシが栽培されています。
それが自由貿易ということで
アメリカから工業化された農業で作られたトウモロコシが押し寄せ
在来種が絶滅の危機にさらされています。
しかも自由貿易というのは決して相互に平等なことではありません。
自由貿易という名のもとで、
メキシコ政府はメキシコの小さな農家の助成金や支援をカットしなければならなかったのに、
アメリカ政府は大規模なアメリカの農家に助成金を与えているのです。
そのために北米の助成金を受けた遺伝子組み換えのトウモロコシが
メキシコを席巻してしまいます。
モンサントの食糧世界支配のための3つの柱は、
まずその手段のための遺伝子組み換え。
次は、タネを特許化商品としてタネを私有財産と宣言したことです。
つまり農家がタネを自家保存することを窃盗と認定させること。
もう一つはタネを一般人・生産者が保存することを自由貿易条約違反として、
その自由を奪うことです。
最終的には、タネの取れないタネを作ることで
新形態の植民地化を行うこと。
私にはTPP反対のデモを起す勇気はありません。
せめて、この映画「モンサントの不思議な食べもの」を紹介することで、
反対の意思を伝えたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f1/d3d571db830c5d6d2dfef19613d35ddf.jpg)
自主上映のこの映画、全国で順次上映されていますが、
四国ではまだ上映予定がありません。
なんとか、香川でも上映をしたいと思案中です。あなたのアドバイスをお待ちしてます。
エネルギーを支配するものは全大陸を制す。
貨幣を支配するものは世界を制す。
---ヘンリー・キッシンジャー
自由貿易という名の不平等貿易の果てに、
次の世代を、欲の塊の一企業の奴隷にしないためにも、
知っておきたい真実があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3e/7381faa716af6801abf93c7b645d65b4.jpg)
緑の革命と呼ばれた大規模農業、
実は、広大な農地に1種類の作物を植え、
石油系肥料や農薬を大量に使用する石油メジャーに新たな利益をもたらす産業となりました。
最初は生産性が向上したように見えたものの、
地力は衰え、化学物質が農業従事者の体を蝕み、
土地、水の汚染を広げ、
皆の健康を脅かすようになりました。
現在、世界の7人に1人は食糧を充分に得られていません。
食糧の生産性向上による飢餓の救済などとは真反対の状況です。
そして、一握りの企業の食糧支配への次の段階がTPPです。
「遺伝子組み換えでない」という表記、
この表記があればなんとなく安心できるのですが、
TPPでは、それは関税外の障壁とされています。
怖いですね。
知らないうちに遺伝子組み換え食品が食料品店の棚を制覇してしまうかもしれません。
自由貿易という名の不平等貿易は、
この映画の中のメキシコをみれば分かりやすいでしょう。
日本ではお米に相当するメキシコの主食
トルティーヤとなる多様なトウモロコシが栽培されています。
それが自由貿易ということで
アメリカから工業化された農業で作られたトウモロコシが押し寄せ
在来種が絶滅の危機にさらされています。
しかも自由貿易というのは決して相互に平等なことではありません。
自由貿易という名のもとで、
メキシコ政府はメキシコの小さな農家の助成金や支援をカットしなければならなかったのに、
アメリカ政府は大規模なアメリカの農家に助成金を与えているのです。
そのために北米の助成金を受けた遺伝子組み換えのトウモロコシが
メキシコを席巻してしまいます。
モンサントの食糧世界支配のための3つの柱は、
まずその手段のための遺伝子組み換え。
次は、タネを特許化商品としてタネを私有財産と宣言したことです。
つまり農家がタネを自家保存することを窃盗と認定させること。
もう一つはタネを一般人・生産者が保存することを自由貿易条約違反として、
その自由を奪うことです。
最終的には、タネの取れないタネを作ることで
新形態の植民地化を行うこと。
私にはTPP反対のデモを起す勇気はありません。
せめて、この映画「モンサントの不思議な食べもの」を紹介することで、
反対の意思を伝えたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f1/d3d571db830c5d6d2dfef19613d35ddf.jpg)
自主上映のこの映画、全国で順次上映されていますが、
四国ではまだ上映予定がありません。
なんとか、香川でも上映をしたいと思案中です。あなたのアドバイスをお待ちしてます。