学校給食の在り方に疑問を持ち、運営方法・食の内容をもっとよくしたいと考えるお母さん方と活動を続けているうちに、
農と食に関して強い危機感を共有した仲間と知り合った2021年でした。
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2019年10月、ゲノム編集された生物は遺伝子組み換えとは違うとして、
届け出だけで普通の食品と同様に表示もなしに流通させることができるようにされてしまいました。
2021年5月、ゲノム編集されたトマトの苗2万本の配布が始まったと報道されています。
表示なしでの流通が認められてしまったため、
今後、消費者は知らないうちにゲノム編集食品を食べてしまう可能性があります。
そして、種苗にもゲノム編集しているかどうか表示されないので、
自然なトマトを栽培したいと思ってタネや苗を買ってきたら、それはゲノム編集されていた、
それを知らないまま使って育ててしまうかもしれません。
そこに懸念を感じた市民が立ち上げたのが、
私もサポーター登録している『OKシードプロジェクト』です。
このプロジェクトが「今そこにある危険」と認識している問題が、
サナテックシード社/パイオニアエコサイエンス社が2021年5月から4000人の一般市民に配った遺伝子編集トマト「シシリアンルージュ ハイギャバ」です。
この安全性が確認されてないゲノム編集トマトの苗を障がい児介護福祉施設や小学校に無償配布することを計画していることがわかりました。
私は昨年、善通寺市に対して学校給食の有機化を要望しておりましたが、
生産量などいろいろな点で難しい中、将来の学校給食有機化に向けて検討していただけるところまで来ました。
ところが、最大の問題が発生していることがわかりました!
政府の方針として、「日本の風土に適した安全で優良な種子を農家に安定して安価に提供するための法律『種子法』の廃止。
並びに、
「種子の自家採種は農民の権利である」と決議された国連総会での採択にもかかわらず、改定種苗法では禁止とされたこと。
そして最大の問題がゲノム編集は遺伝子組み換えではないので、任意の届け出だけで表示義務もなく流通させることになったこと。
OKシードプロジェクトでは喫緊の課題として、
両社に対して計画の中止と、
都道府県の教育委員会・障がい福祉課宛にゲノム編集トマトの苗を受け取らないように送る署名活動をしています。
こんな危険な野菜が日本に定着したら給食の有機化も吹っ飛んでしまします。
私も署名した オンライン署名はコチラ⇒ ⇒ ⇒https://okseed.jp/act/