イベント盛りだくさんの7月でしたが、
一番の思い出は「海ほたる見学会」
希望は左の写真のような風景でしたが、
夕方からの突然の雨で水温が下がり、
粟島で暮らすコウさんたちの説明では、
「こりゃぁ今年も難しいかもしれんなぁ」
ま、そこはフェイスブックの友人同士ですから、
「とりあえず食事でもしながら雨が上がるのを待ちましょ」
メイン料理は丸亀から材料・調理器具ごと持参の
横瀬さんによるステーキ2種。
自家製ソースも美味しかったですよ。
島ってこともあり、もう一つはコウさんの獲ってきたママカリ。
小ぶりだけど下処理も出来ていたので、そのまま唐揚げに。
岩佐さんのゲストハウス『海遊荘』でのワイワイと賑やかな夕食が終わる頃には、
うまい具合に雨も上がり、風も止み、細い月が時折り雲間から顔を覗かせています。
そのうちに、見学会に参加予約していたグループが20人ほど到着して、
8時半、浜辺まで歩いていくことに。
1匹でも見れたらええなぁ、などと話しながら行き着くと、
先発のグループの歓声が響いていました。
北に大きく口を開けた入江には青い透明感のある光の群れが、
空の星の瞬きと饗宴しているみたいに
水面を歩く子どもたちの脚の周りで輝いています。
弱く優しい光は、カメラではなかなか収めきれないけど、
私たちの目と記憶にはしっかりと焼き付けられたのでした。
いっしょに食事をした岡山の姫さんの説明では
特定の日には全ての海ほたるが、
その瞬きをシンクロさせて求愛行動をするそうです。
そんな夜の海を泳いでいると、
体が神秘な碧い光りに包まれ、
気分は人魚姫。
いくつになってもロマンティックは女性の宝ですね。