『米屋の親父の配達日記293』・・・にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ

５月４・５日と広島に行ってきました。 娘の様子も見たかったのと、どうしても原爆ドームを見ておきたかったからです。 娘に案内されて、繁華街を抜け新緑の眩しい公園に出ると、７０年の時を経て無言のまま私たちを迎えてくれるドームがそこにたっています。 幾千万の目を引き留めてきたその建物は静かに、深くその姿を焼き付けてきたことでしょう。 声を上げるのは私たちの仕事です。 「核よ、さらば」と。 　平和公園の散策の後、トリックアート展で時間をつぶし、娘が一押しの野菜中心のお店でお酒と料理を堪能しました。 茗荷や木耳、サヤエンドウなどの握り寿司、びっくりの美味さでした。 翌日は映画の街『尾道』のブラ歩き。 この日のために買った折り畳みステッキ、めちゃくちゃ活躍してくれました。(^-^; 　まずは定番の尾道ラーメンを３０分待ちでおいしくいただき、ロープウェイで展望台に登ってから文学のこみちを杖を頼りに千光寺参り。 レトロな商店街では路地裏までうろうろしてすっかり歩き疲れてしまいました。 海岸沿いの遊歩道のベンチから狭い海峡に掛かる大橋をうとうとしながらぼんやり眺めているうちに帰りの時間となったのでした。