食の健康保険商モリエ米店

お客様とのコミュニケーションの場として開設しました。

米屋の親父の配達日記307号:レジ袋と海洋プラゴミについて考えてみました

2020年07月11日 | 美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ

自然環境が破壊され続けてきた結果、気候変動や生態系の変化が起こり、
新型コロナまで出現してきましたが・・・

 波打ち際に横たわるクジラの胃袋から40キロものビニール袋が出てきたというショッキングな写真は世界中に配信され、
日常で使うプラスティック製品との付き合い方を見直すきっかけになりました。
「レジ袋いりません」という運動が広がり、7月から有料化になりました。

 でも、本当の問題はそこ(レジ袋)でしょうか?

レジ袋のポリエチレンの原料は石油精製時に必ず出てしまう残滓で、昔は廃棄物でした。
また、森林資源から作る紙袋よりも製造に必要な水の量は25分の1、
製造に掛かるエネルギー量も70%ですみます。
ごみ焼却炉の熱源としても利用されています。
しかも、肝心の海洋プラゴミの中でポリ袋の量は0.3%です。
肥料などの園芸資材の袋や、米袋も含めた比率です。

 レジ袋をきっかけにしてプラゴミを削減する取り組み自体はいいことだと思います。
私自身もエコバッグか、レジ袋の使いまわしでの買い物をしています。

 でも、個人レベルでの一番の問題は『ゴミのポイ捨て』です。
これがなくならない限り、海洋プラゴミの問題解決は進みません。
飲料ペットボトルが12.7%も占めているのですから。
先月号で紹介した善通寺のホタルもポイ捨てがなくなるかどうかで復活か絶滅かが決まります。

 コロナで支障の出た職業にテレビ番組の制作があります。
テレビ大阪のロケ番組も新規のロケが出来なくなり、
一度放映した「満月ポン」の紹介シーンを再放送する のだけど、
その中で手焼きポンせんべいのシーンで私の撮った動画を使いたいとの電話がありました。
ほんの数秒でしたがモリエ米店のクレジットも入れて使ってくれたようです。

 同じ頃、RNCも「シアワセ気分」で当店が出演したところを再放送。
6年も前でしたから、さすがに若さもそこそこありました。
あいかわらずテレビの影響力の強さはすごいです。
1ヶ月たっても「観たよ」と来店されるのはありがたいです。

埼玉県北本市などではレジ袋用の「市指定ゴミ袋」を導入しています。
これは販売する価値がありますね。
善通寺市も採用されることを願って提案したいと思ってます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モリエ新聞307号:まだまだ豪... | トップ | 今頃ですけど、モリエ新聞308... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美味しいご飯を日本中に普及させる委員会よ」カテゴリの最新記事