I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

クコの実

2006年12月05日 | 植物のお話

                    よく見ると赤い実が!(嵯峨島千畳敷にて)

以前紹介したナス科のクコに真っ赤な実がなっているのを発見しました!

                   

花の色は淡い紫色で落ち着いた色合いなのですが、実の色はとっても鮮やかです クコの実にはアミノ酸やタンパク質などが豊富に含まれ、この実を漬けて作ったクコ酒は古くから不老長寿の妙薬として知られているそうです。また乾燥させると生薬となり、肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれるのだとか。クコってスゴイですねー

                    

見た感じ美味しそうだったのでちょっと口に入れてみましたが、甘くもすっぱくもなく、決して美味しいとは言えない味でした 干せば少しは甘くなるのかな?福江島ではクコは珍しい植物ではないようで、道路の脇なんかにも普通に生えていたりします。横を通り過ぎても立ち止まる人は誰もいません。インターネットで調べてみたらクコ酒なんか結構良い値段で売られているようですが、誰もこの実をとってクコ酒にしようなんて思っている人はいないようです。こんなに気になってるのは私だけなのかなー?

クコ酒ってどんな味がするのか試してみたいkero-keroなのでした


戸岐神社

2006年12月05日 | 五島のお話

                    戸岐大橋

12月に入ってここ五島もめっきり寒くなってきました。電気カーペットのみで暖を採っていた我が家にも、そろそろファンヒーターの出番がやってきそうです。しかし、灯油一缶(18リットル)1700円はちとイタイ。数年前までは1000円もしなかったような気がするんだけどなぁ…

灯油の話はおいといて、先日戸岐(とぎ)神社に行ってきました。戸岐神社は戸岐湾にかかる真っ赤な戸岐大橋のすぐ袂にある神社で、以前から橋を通る度に気にはなっていたのですが、入り口がよく分からず、なかなか行けずにいた神社なんです。今回は地元ッ子naoに連れて行ってもらいました。甥っ子ちゃんたちも一緒です

        

社自体はそんなに大きくないのですが、広々とした境内には桜の木が何本も植えられていました。きっと春に来たらきれいだろな 右側の石碑は『御鎮座三百年祈念碑』と書いてあります。300年の歴史がある古い神社なんですね。

                 

神社の奥の方になんとも気になる階段を発見!

                    

階段を昇ってみると小さな祠がたっていて、中には大黒天らしき像が祀られていました。福江島ではこのような像が祀られた小さな祠をあちこちで見かけます。

                  

広辞苑によると、『大黒天 ①密教では自在天の化身で、仏教の守護神。戦闘神あるいは憤怒神、後に厨房神とされる。②七福神の一。頭巾をかぶり、左肩に大きな袋を負い、右手に打出の小槌を持ち、米俵を踏まえる。(以下省略)』とあります。鎧を身につけているようなので、これは①にある戦闘神なのかな!?それにしては穏やかなお顔をしてらっしゃるけど…

                  

帰り際に私がずっと気になっていた鳥居の前で一枚。けっこう寒かったけど、子どもはやっぱり風の子ですね。二人とも元気元気!境内を走り回る二人を追いかけ回しているうちに、私の体もポカポカになりました 

福江島はほとんど網羅したと思っていたけど、まだまだ知らない場所がありそうです。今年の冬は寒くてもいろんな場所にでかけるぞー!