県内では最大規模の菖蒲園がある大村公園に行ってきました~
こちらの菖蒲園の特徴は、ハナショウブが伊勢系、肥後系、江戸系の3系統に分かれて植栽されているところ。正直に言うと公園で見たときは違いがよく分かりませんでしたが、家に帰って調べてみるとそれぞれの特徴が見えてきました。
伊勢系
草丈は3系統の中で最も低く、優美で女性的。花弁は大きく垂れる。
肥後系
室内観賞を目的に改良された系統なので、大輪で風格があり豪華。花弁は広く重なりゆったりと垂れる。
江戸系
群生の美しさを観賞するための系統なので、平咲きのものが多く、草丈も高い。
どうです?違いがわかっていただけましたか?例えるなら、伊勢系は「清楚な大和撫子」、 肥後系は「セレブな独身男性」、江戸系は「某国の美女軍団」みたいな感じかな(笑)。ちなみに私のお気に入りは伊勢系です。どちらかと言えばシンプルで、色合いが優しく、スッキリとした佇まい。そんな女性に憧れを抱いている私としては伊勢系がNo1!
花がらを摘む人たちは景観を乱さないためか昔ながらの格好で(茶摘みスタイル?)せっせと仕事をしていました。確かにジャージとかだったらちょっと興ざめですもんね~
大村公園のハナショウブの見頃はおそらく今週いっぱいくらい。先週末でも少し満開の時期を過ぎていたようなので、まだ見に行ってない方はお早めに~
大村公園
場 所:長崎県大村市玖島1丁目43番地
駐車場:あちこちにたくさんあり