11:14
景色の素晴らしい八郎岳山頂を後にして、次は標高564mの小八郎岳を目指します。
途中男性陣が「ちょっと雉(きじ)撃ちに行ってきます」と言って草むらの中へ入って行きました。実はこれ、登山の隠語で「トイレに行く」という意味なのだそうです。女性だと「お花摘みに行く」という表現を使うんですって。覚えておきましょう
まるでムーミンに出てくるニョロニョロのようなこの植物は、マムシグサの新芽です。もっと成長したマムシグサなら何度も見たことがあるのですが、葉っぱの出ていないマムシグサを一度にこんなにたくさん見たのは初めて!急に温かくなったから、みんな一斉に慌てて土の中から出てきたのかな?
八郎岳よりちょっと低いから小八郎岳。まだできて間もない標識が私たちを小八郎岳へ導いてくれます。
道ばたに小さな水溜まりを発見隊長N先生のお話によると、このような場所でイノシシが体に泥をなすりつけ、ダニやノミなどの害虫を駆除するのだそうです。ネットで調べてみると、このような場所は「沼田場(ぬたば)」と呼ばれ、イノシシの他にもシカなどが同じように泥浴びをするそうです。
道というよりは斜面を、ちょっと斜めになりながら歩いて行きます
小八郎岳のふもとにはヤブツバキの花がたくさん咲いていました
冬の寒い時期に咲くイメージが強い椿だけど、このヤブツバキはこれから見頃を迎えそうです
小八郎岳山頂まであと5分。意外とあっという間だったなぁ。
山頂の入り口では二本の松の木が出迎えてくれました
左の木は枯れかけてるのかな?
11:35
小八郎岳(564m)頂上に到着~!八郎岳からわずか20分で着いちゃいました
標識の向こうに見えるのが八郎岳。ここから見るとすごく遠くに見えて、あそこから歩いてきたなんてなんだか信じられません
お腹も空いてきたことだし、ここではちょっとだけ景色を眺めて、次の目的地である乙女峠を目指します。この日のランチはなんと長崎名物チャンポン 本当に山の中でチャンポンが食べられるのって思うでしょう?でもちゃんと食べられるんです その様子は次回ご紹介しますね
つづく