ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

ごじゃっぺ

2005-07-12 | 考えたこと
茨城はいつから「いばらき」になったのか!?
というアカデミック(?)な一文によると
「代表的な方言は『ごじゃっぺ』(てきとう)
 とかですね。」
と茨城県庁の職員が語っている。らしい。

ちなみに
イバラキは廃藩置県の時からイバラキだったとか(笑)。


sssssssssssssssssssssssss

しじら織りという織り方があるらしい。

これは その織りだと思う。

2種類の大きさの座布団カバーと
クッションカバー。

この肌触りの一重を さらりと着こなせたらいいなあ。

sssssssssssssssssssssssss


『いばらきじゃなくていばらぎ』のウラについてる
「茨城弁大辞典」によると、

‘ごじゃっぺ’or 
‘ごじゃ’or 
‘ごじゃらっぺ’、
という言葉は

=いい加減、ばか、どじ、間抜けなどの
 否定的表現に使用。
 茨城弁の 基本中の基本。

とある。



声に出して言ってみていただきたい。

その響き。

なんとなく、田んぼの泥に手をつっこんだような
奇妙な 快感が走らないだろうか。

濁音を含んだ 汚らしさと
半濁音の軽快さ。

不思議な味わいのコラボレーションを楽しめる
ステキに気持ちのよい言葉だと思う。



用例として
 「あすこのわけしはごじゃっぺだちけ。」
 →あそこの息子は 間抜けらしい。

 「あんまりごじゃっぺなごとばっかぬかしてんじゃねえよ。」
 →あんまりいい加減なことばっかり言うんじゃない。

の二つが挙げられてている。

(注:濁音は、決して、鼻濁音では、ない。)



雰囲気は・・・伝わらないだろうなあ。



「ごじゃっぺやってんじゃねえよ。」
とか
「ごじゃやってんじゃねえよ、貸してみ。」
とか
普通に聞いていたと思う。

ゴチャゴチャしてる、の意味の‘ごじゃ’なのだろうか?

ほんとうに 茨城の人意外は
この言葉をつかわないだろうか?

こんなに素晴らしい語感の言葉なのに?