2004年12月、
私はひとつの決断を下した。
というほど 大げさなものでは ないのかもしれない。
けれど 普段
決心をつけるとか 決断を下す とかいうこととは
無縁の生活をしている私にとっては
やはり 大きな決断だった。
どこにそんな記事があったのか。
私はどこかで
通常2年のゾラデックス注射を 3年にすることで
効果が上げられる、
と言うのを読んだ。
11月に 主治医の検査を受けた時
「ゾラデックスは 2年でいいでしょうか?」
と聞いてみた。
主治医は カルテをひっくり返して
「ん~。あなたの場合は。
あー。リンパに行ってたんだね。
そうね。
3年やってもいいかもしれないね。」
とのことだった。
「どっちでもいい。
ちょっと、考えてみて。」
と言われて 考えたけれど、
考えてわかるものではなかった。
けれど
少しでも 再発の可能性が少なくなるのならば
そうしたい、と思っていた。
亭主に相談したら
「先生に頼んで、絶対、やってもらえ!」
と命令形で返事がきた。
12月に検査結果を聞いたときに
私から
「ゾラデックスの注射の事なんですけど・・。」
と話を持ち出した。
この時は いつもどおりの混み方で
主治医も忙しそうだった。
私は
主治医に時間をとらせたくないのと
思い切ってやってみよう、というのと
考えるのは面倒だ、という思いとで
あっさりと
「お願いします。」と伝えた。
しても後悔、しなくても後悔ならば
やってから後悔したい。
術後の私は それまで以上に
結婚以外の事に関しても
そう考えるようになっていた。
強いていうなら、これもチャレンジのひとつ。
ただし
ゾラデックス注射には
問題がひとつ つきまとう。
病院との往復に時間がかかるとか
駅前の駐車料金も含め 交通費がバカにならないとか
ではない。
前にも書いたが、痛いのだ。
私としては 治療の延長の付帯条件、
注射を 痛くなく打ってほしい。
主治医からは 以前に
「痛いと言う人には 私が注射を打ってあげている。
あなたのゾラデックスも 私が打ってあげようか?」
と言われた事がある。
私はずっと覚えていた。
主治医は忘れていたようだったけど。
あの時の私は
あれ以上主治医の診察待ちの時間を長くする方法は
他の患者さんのためにも 選びたくない、
と思って 断ったのだった。
ここでもう一度 (ドキドキしながら)
主治医に注射をお願いした。
快諾を得たのでほっとして帰宅。
以後、月に一度の主治医とのランデブー、
長いすのような細いベッドに横たわって
たわわな(?)お腹をぷるんと出して
注射を打ってもらっている。
けれど しばらくして
乳腺の和のQ&Aに
ゾラデックス治療の期間についての質問があり、
あそこのドクターは
2年を3年にしても
治療成績が上がるという報告がない、として
否定的だった。
が~ん!
そうなの?
でも確かなんかに書いてあったよ!
そういえば
11月も12月も
私から主治医に話を切り出している。
これは 標準治療が2年だから
2年で充分、ということなのではないか。
私は いらない治療を受けているのか?
まあ、いいや(笑)。
主治医も確かに やったほうがいいと言っていたもの。
問題は、主治医が 老眼が始まっている事。
注射は確かに、それほど痛くない。
「若い先生は まじめだから、 深くハリを刺す。
ちょっとでいいんだ。」
と 得意そうに注射してくれる。
そのあとの、絆創膏。
これが、注射の跡からずれている。
診察室の中だから、
看護士は絆創膏を貼りにきてくれない。
めがねをして 顔を前に向けたまま
視線だけを 真下に向けて
主治医が 絆創膏を貼ってくれる。
絆創膏を 皮膚の弱いお腹に貼ると かぶれる。
そのカブレの真下に 注射跡があった時には
痛くて痒くてまいった!
それから 見当違いの所に張られたことも。
注射の針が太くて 出血が止まりにくいので
下着を血液で汚してしまった。
この前は よく見極めて
ずれるようだったら
「貸してください!」と言って
自分で貼ろうと思っていたが
すごいスピードで サッと貼ってしまったので
笑ってしまった。
早口の主治医に
ようやく、慣れてきた所。
私はひとつの決断を下した。
というほど 大げさなものでは ないのかもしれない。
けれど 普段
決心をつけるとか 決断を下す とかいうこととは
無縁の生活をしている私にとっては
やはり 大きな決断だった。
どこにそんな記事があったのか。
私はどこかで
通常2年のゾラデックス注射を 3年にすることで
効果が上げられる、
と言うのを読んだ。
11月に 主治医の検査を受けた時
「ゾラデックスは 2年でいいでしょうか?」
と聞いてみた。
主治医は カルテをひっくり返して
「ん~。あなたの場合は。
あー。リンパに行ってたんだね。
そうね。
3年やってもいいかもしれないね。」
とのことだった。
「どっちでもいい。
ちょっと、考えてみて。」
と言われて 考えたけれど、
考えてわかるものではなかった。
けれど
少しでも 再発の可能性が少なくなるのならば
そうしたい、と思っていた。
亭主に相談したら
「先生に頼んで、絶対、やってもらえ!」
と命令形で返事がきた。
12月に検査結果を聞いたときに
私から
「ゾラデックスの注射の事なんですけど・・。」
と話を持ち出した。
この時は いつもどおりの混み方で
主治医も忙しそうだった。
私は
主治医に時間をとらせたくないのと
思い切ってやってみよう、というのと
考えるのは面倒だ、という思いとで
あっさりと
「お願いします。」と伝えた。
しても後悔、しなくても後悔ならば
やってから後悔したい。
術後の私は それまで以上に
結婚以外の事に関しても
そう考えるようになっていた。
強いていうなら、これもチャレンジのひとつ。
ただし
ゾラデックス注射には
問題がひとつ つきまとう。
病院との往復に時間がかかるとか
駅前の駐車料金も含め 交通費がバカにならないとか
ではない。
前にも書いたが、痛いのだ。
私としては 治療の延長の付帯条件、
注射を 痛くなく打ってほしい。
主治医からは 以前に
「痛いと言う人には 私が注射を打ってあげている。
あなたのゾラデックスも 私が打ってあげようか?」
と言われた事がある。
私はずっと覚えていた。
主治医は忘れていたようだったけど。
あの時の私は
あれ以上主治医の診察待ちの時間を長くする方法は
他の患者さんのためにも 選びたくない、
と思って 断ったのだった。
ここでもう一度 (ドキドキしながら)
主治医に注射をお願いした。
快諾を得たのでほっとして帰宅。
以後、月に一度の主治医とのランデブー、
長いすのような細いベッドに横たわって
たわわな(?)お腹をぷるんと出して
注射を打ってもらっている。
けれど しばらくして
乳腺の和のQ&Aに
ゾラデックス治療の期間についての質問があり、
あそこのドクターは
2年を3年にしても
治療成績が上がるという報告がない、として
否定的だった。
が~ん!
そうなの?
でも確かなんかに書いてあったよ!
そういえば
11月も12月も
私から主治医に話を切り出している。
これは 標準治療が2年だから
2年で充分、ということなのではないか。
私は いらない治療を受けているのか?
まあ、いいや(笑)。
主治医も確かに やったほうがいいと言っていたもの。
問題は、主治医が 老眼が始まっている事。
注射は確かに、それほど痛くない。
「若い先生は まじめだから、 深くハリを刺す。
ちょっとでいいんだ。」
と 得意そうに注射してくれる。
そのあとの、絆創膏。
これが、注射の跡からずれている。
診察室の中だから、
看護士は絆創膏を貼りにきてくれない。
めがねをして 顔を前に向けたまま
視線だけを 真下に向けて
主治医が 絆創膏を貼ってくれる。
絆創膏を 皮膚の弱いお腹に貼ると かぶれる。
そのカブレの真下に 注射跡があった時には
痛くて痒くてまいった!
それから 見当違いの所に張られたことも。
注射の針が太くて 出血が止まりにくいので
下着を血液で汚してしまった。
この前は よく見極めて
ずれるようだったら
「貸してください!」と言って
自分で貼ろうと思っていたが
すごいスピードで サッと貼ってしまったので
笑ってしまった。
早口の主治医に
ようやく、慣れてきた所。