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徒然なるままに その28

次は、ブッダは どんな食べ物を食べていたか



高価な銅製のお皿やお椀で、
豪華でおいしい食事をしていた
ようです。

多美飯食」 つまり、
「多」たくさんの、
「美」おいしい、
「飯」ご飯を
「食」食べる、
と 『大パリニッパーナ』とかいう資料には、
伝えられているようです。

また、食事の器は、
当時としては 極めて高価な 銅製のお皿やお椀だったようで、
この器を盗んでひと儲けしようとしたお弟子さんもいた
と伝わっているくらいです。






現代の私たちがイメージするブッダ、
あるいは その旅に付き従うお弟子さんたちの食事は、
ごく質素なものだったように想像してしまうんですが、

でもね、自然に考えて、ブッダを慕う人たちは、
尊敬するブッダや そのお弟子さんたちには、
おいしいものを たくさん食べてもらいたいと思っていたに
違いありませんし、

滋養のある食事を十分とって 体力をつけておかないと、
時には500人、あるいは1000人とも言われるほどの
弟子たちを引き連れての長旅には、
ブッダは耐えられなかったんではないでしょうか?

それに、せっかく信者さんが心を込めて用意してくれた御馳走を
断ることもできないんじゃないかと思います。



もちろん、ブッダがアーナンダだけ連れて、
誰も知らないような町や村を旅している時は別ですよ。

托鉢していただいた質素な食事を、
ブッダもアーナンダも 道端に座ってニコニコしながら、
おいしそうに食べたんだと思います。





ただ、ブッダやブッダのお弟子さんたちが 豪華な食事をしていた 
なんて言うと、

ブッダの仏教より 
イエスのキリスト教の方が
清廉なイメージに聞こえるかもしれませんが、

聖書のマタイ伝なんかを見ると、
「イエスとその弟子たちは 大飯食らいの 大酒飲みだった」って、
堂々と書いてあります。

最後の晩餐なんかは 実際すごい事になっていたのかもしれません。




    
          




今日は、ここまで!


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