JR北海道というか、北海道の観光業界に功績があったといわれながらも、死後いろいろと噂話も聞こえる坂本氏の自死に関連した記事が読みたくて、珍しく買ったローカル経済誌。
平素は、どこかの待合室にあれば読む程度なのだが、まあ総じて内容はいつもどおりだった。小遣い使って損したかな??
そんな中、時事通信がJR北海道の経営陣の交代を報じた。
多くの報道機関が報じていたこともあり、経営陣の交代には驚きはなかったが、頭を挿げ替えて、簡単に変わるほど単純な問題ではないだろうと感じる、現経営陣は株主である国が、昨年の株主総会で承認したのである。結局は国は株主としての役割は果たしていなかったということだ。
さて、同誌では次期経営陣について、社長はプロパーで会長はJR東からという選択肢も想定していたし、島田氏の返り咲きも想定していた。この辺りの内容は、さすが雑誌記者はうまい。新聞は迅速な事実報道が期待されるが、雑誌は憶測記事も許される。
ただ、島田氏は石勝線火災事故の引責辞任で北海道ホテルズに異動したと言われ、まだ少しタイミングは早い気がする。
会長が元東日本の幹部ということも気になるが、技術畑出身であると言うことで、素直に期待しよう。
会長がJR東日本の出身ということであるが、すぐに子会社化ということは、上場企業である東日本の多くの株主が許すわけもなく、しばらくはないだろう。
しかし、新幹線札幌延伸後に函館本線の一部と千歳線のみ残して、残りは第三セクターか廃止ということができれば、株主の承諾は得られるので、将来的にはJR北海道は存在しなくなるかもしれない。
当然に新幹線はJR北海道としての運行は函館までで終了し、最終的に東日本に引き継がれるということになる。
こんなことにならないように、北海道民の手にJR北海道を取り戻さなくてはならない。高速道路にうつつを抜かしている時ではない。
さて、先週の土曜日は名寄・士別方面にドライブしたので、和寒・剣淵・風連の各駅で撮った映像をアップしておく。
近くのカメラ屋で型落ちのデジカメ(オリンパスVH515)を6K円ほどで処分していたので衝動買いしたのだが、少し暗めに写るし、今までCCDを使ってきたので、CMOSの色の出具合に不自然さは感じる。でも「普段撮り」には十分。
8倍ズームと早いオートフォーカスには進歩を感じた。
一眼並みとは行かないが、そこそこ早い。使えますよこれは。
写真は剣淵駅から北を望む深川林地(防雪林。大正時代に名寄保線事務所の深川冬至技師の人生をかけた成果)。
風連通過中の特急サロベツ代走の臨時快速キハ40.と400。
和寒駅での客扱い中の旭川行き快速「なよろ」