9月7日と8日の一泊2日で表題のコースを18切符の残り2回分で遊んできました。
旭川行きを待っているうちに通過したキハ201
走行距離は約900キロくらいでしょうか。実乗車時間は約20時間といったところです。
旭川で約2時間半、帰りの帯広で約2時間の乗り継ぎ待ち時間があるのは無駄のように感じますが、ゆっくり食事をしたり、駅前のお店を眺めたりとちょうど良い休憩時間になります。
ただ、今回の行程には停車時間が多い列車が2本ありまして、それは苦痛と言えば苦痛です。まあ、嫌な方は特急に乗ってください(笑)。
7日の9時前に小樽発旭川行きの普通列車(721系)に札幌市西区の最寄り駅から乗車します。
721系の6連で走りますが、岩見沢で後ろ3両は切り離しとなります。この便は岩見沢・旭川間の運用に向けた車両の送込みも兼ねています。
以前は711系赤電車でした(+o+)。懐かしいな・・・・
岩見沢で40分ほど停車ですが、連結解除や先行する特急や室蘭本線のキハ40を撮っているうちに、時間は過ぎてしまいます。
さて、3連になった721君は快適に走行して滝川到着・・・ここでまたまた50分停車(+o+)。
駅前に商業ビルがありますが、開店休業状態なのでわざわざ改札を出るほどでもなく、必要ならば駅内の小さなキヨスクの利用がお薦め。駅そばも先般閉店してしまいした。
上り宗谷を撮ったり文庫本読んでいるうちに発車。
この後、旭川はあっという間に到着。
15時05分の特別快速きたみまで2時間半ほどありますから、春に開業したイオンのフードコートでラーメンなどで食事終了。店内の本屋で立ち読みをしてから早めにホームへ。
しばらくは貨物列車や特急サロベツを見送ったりしていました。いい加減遊んだので、到着時に上りの北見が回送されていったときに単行と確認しており、早めにホームで並びました。
幸い、2人掛けシートの窓際を独占確保。
まだ、大学生の夏休みが続いていますし、通常でも利用客の多い列車です。
これは峠の上越信号場です。積雪期は除雪のため2名常駐します。
当日は上川から大学の山岳部10名ほどが乗車して、背丈ほどもあるリュックを後部運転席にまとめて積みました。
途中の遠軽ではスイッチバックで進行方向が変わりますから、学生諸君は全員ホームに出てリュックを整然と反対側に積み替えていました。なかなか統制が取れた集団でした。
まあ、ここまではよかったのですが、この後の網走までは統制の取れない高校生に楽しい旅を台無しにされたのは前回のブログのとおりです。
さて、15分ほどの遅延で19時45分頃に網走到着して、ホテルにチェックイン。
夕食は駅前のローソンの海苔巻きでお終い。風呂に入って早々に就寝。
ホテルではテレビは点けずに持ち歩いているラジオがお友達です。テレビは「うるさい」からですが、最近はNHKラジオの疑問符が付く感じすね。
当初、翌7日はここから同じ経路を戻って廃止になる白滝三駅と金華駅を写すつもりでしたが、知人に廃止予定をメールで確認すると来年の3月とのこと。
また10月に来ましょうということでー、予定を変更して久しぶりの釧網線で釧路に出ることにしました。
タンチョウに遭えるかな・・・・・・(●^o^●)
7日朝、駅前のローソンで小さな弁当を買って10時過ぎの快速しれとこに久しぶりに乗車。
特急オホーツクのキハ183スラント
鮭釣りのシーズンです
この日のキハ54の転換クロスシートのシート地です
乗客は思ったほどでもなく、ゆったりと座りました。途中の原生花園から知床斜里までツアー客が大勢乗りましたが、すぐに降りて静かになり、清里町到着。ここで上りの快速しれとこと交換します。
清里の次に停車する緑駅。釧網線はここで2区間に区分されます。
*釧路から網走は「上り」と表現します。これは釧網線と石北本線・旧池北線(網走線)の完成した時期の関係のようです。昭和初期までは釧路からは網走・帯広・旭川から札幌と言ったコースでした。
さて、ツインエンジンの音を響かせながら快適に走って標茶で、またもや長い停車時間。ホームに出て写真などを撮りました。
釧路には13時半ころ到着。ホーム向かいには湿原ノロッコが発車待ち。以前、一度だけ乗りましたが、夏は葉が生い茂って湿原も良く見えませんし、タンチョウにも,よほど運が良くないと遭えません。
結局今回も会えませんでした((+_+))冬は茅沼駅でよく遭えるのですが。
(廃止の検討もされた五十石駅は通学する高校生のおかげで残りました)
東釧路です。根室行きと接続します。
さて、20分ほどで帯広行きキハ40単行の車上の人となりました。車内は静かなもの。皆さん、4人がけのボックスシートを独占しています。
初めて乗る便でしたが、結構、途中での交換停車が長くてホームを歩き回ることでお尻を休めることができました。
浦幌では滝川から釧路行の、おなじみの2429Dと交換です。なお、40分ほどの停車です((+_+))
もう、10回以上乗っていますが、ここで交換するのは、この列車だったのかと今更気がつく始末(+o+)。
幕別あたりから下校する高校生が乗ってきて、さては北見の再現かと身構えましたが、ほとんどが札内で下車しました。帯広には定刻の到着。
ここから、旭川行きの快速狩勝に乗車して富良野まで行きます。構内のコンビ二でサンドイッチを買って待合室で夕食を済ませてしまいました。
この旅で、暖かいものを食べたのはイオンのラーメンとホテルでの朝食の味噌汁だけと言うことになります。
さて、ちょうど発車したタラコ色のキハ40を撮ってから、快速に乗るために並びます。以前座れなかったことがあるので早めに並びました。
でも、思ったほどの混み具合でもなく、ゆったり乗車。
ラベンダー色のキハ150は快適に走ります。今回の旅で一番快適だったのが、この150でした。加速を感じますし、速度も新得辺りまでは100キロを超えますから、スーパーとかちと所要時間も変わらず1分早いくらいです。まあ交換停車の都合でしょうが。
新徳で相当数が下車した狩勝は一路富良野まで、闇の中を走ります。鹿に遭わないことを祈りつつ(笑)。
狩勝峠も「スイスイ」上っていきます。くどいですが、ほんとうにスーパーとかちと変わらない印象です。
でも、そんなはずないのですが(+o+)。
キハ150が大好きなのでひいきしてしまうのでしょう(笑)
以前、この快速列車に乗ったときには鹿を轢いてしまい、運転手君が手袋を血で染めて処理していたのを見たことがありました。そのまま遅れて、富良野・滝川での乗り継ぎが綱渡りだったことを思い出してしまいます。
さて、金山で巨大な蛾が乱舞しているのを目を丸くして眺めていると一匹が車内に・・・。運転士の殺虫剤一撃で撃退されましたが、今年は、いやに蛾が少ないと思っていたので、逆に、少し安心する私でした。
富良野に到着しました。
この後、快速狩勝は旭川までは普通列車となります。私は滝川行きの快速キハ40に乗り換えです。
キハ40とは行っても「快速」ですから停車駅が少く、なじんだ停車場も通過。滝川までは5分程度の短縮なのですが、あっという間という感覚でした(笑)。
滝川では2429Dも使用する根室本線専用のホームに到着。階段を上って、隣のホームで待つ旭川発岩見沢行きに乗車。いつもは旭川から利用しますが、途中からの利用はひさしぶりでした。
期待通り、と言ったらJRさんに申し訳ないのですが、閑散とした721のシートに身を沈めると「やれやれ」と言った感じて睡魔が襲ってきます。
岩見沢までは40分程度、キハに乗りなれた体が電車の加速に驚いているを感じながらウトウト。ぼんやりした頭で岩見沢では「ロングシート」の733の6連に乗り換え。6連なので、一瞬エアポート編成を期待しましたが、編成の途中に先頭車両が見えて(+o+)Uシートの夢は消え去りました。
岩見沢の闇に沈むDE15機関車
電車のするどい加速に体を左右に振られながら、列車は「都会人」を次々と乗せて札幌駅到着。
もうすぐ日付も変わろうという時間なのにシートは埋まり、お酒の香りも漂います。乗客のほとんどがスマホに目をやる光景は地方では見られませんでした。
スマホに縛られた生活はどうなのかなと、ガラケーおやじが考えているうちに最寄り駅に到着。改札で顔なじみの駅員に挨拶をして・・・18切符ですから提示するのですが・・・・自宅へ向かいました。