「秘境・小幌駅存続へ JRと豊浦町、役割分担条件に」という記事が新聞各紙に掲載されました。
JR北海道は室蘭本線小幌駅を11月1日から休止そして廃止すると豊浦町に通告しておりましたが、文化財保護と同駅を核とした観光振興を目指す豊浦町が存続を訴えてJR北海道と協議を続けてきました。
29日の協議で、年間150万円と言われる費用を町が負担することや安全確保など両者の役割分担を定めた覚書締結を条件として2016年度の1年間は存続することで一致しました。
JRは「安心、安全な駅の存続に向け、合意形成したい」として引き続き協議する意向を明らかにしました。
覚書締結後の存続期間は取りあえず1年間ですが、利用状況などを見てあらためて協議するということです。
豊浦町は年内にも覚書を締結したいとしています。
豊浦町に敬意を表明すると同時に、これを機会に多くの鉄道ファンや観光客、文化財に興味のある方が駅を訪れて、豊浦町のご努力が無駄にならないようにして欲しいものです。
ただ、現在判明している来春のダイヤ改正からする、同駅に停車する便が何便か廃止になるとされており、ますます不便でベスト秘境駅になることは間違いありません。
また、翌日の新聞にJR新苗穂駅、エスカレーター断念 1億円圧縮という記事も載りました。
これによって事業費が約53億円から約1億円減少します。費用の多くは札幌市と国の交付金で賄われます。
このうちJRの負担は約7億円ですが、この計画変更によって当初計画より2千万円削減できるとしています。
保守整備費を考えると、ランニングコストの低減効果はさらに大きいものがあるでしょう。
当初から計画されていたエレベータは大型化するということですから、バリアフリーに関しても大きな問題はないことを祈ります。
ただ、お年寄りや身障者を押しのけるようにエレベーターに突進する方を見かけることも日常茶飯事ですので、多少の心配は残ります。
苗穂駅と同程度の利用者のいる、私の最寄り駅の発寒中央とエスカレーターがありませんが、エレベーターが十分に活用されておりますので、大型商業施設での買物客の苗穂駅利用が今よりも大幅に増えるとは思えませんし、この選択は正しいのかもしれません。
JR北海道は室蘭本線小幌駅を11月1日から休止そして廃止すると豊浦町に通告しておりましたが、文化財保護と同駅を核とした観光振興を目指す豊浦町が存続を訴えてJR北海道と協議を続けてきました。
29日の協議で、年間150万円と言われる費用を町が負担することや安全確保など両者の役割分担を定めた覚書締結を条件として2016年度の1年間は存続することで一致しました。
JRは「安心、安全な駅の存続に向け、合意形成したい」として引き続き協議する意向を明らかにしました。
覚書締結後の存続期間は取りあえず1年間ですが、利用状況などを見てあらためて協議するということです。
豊浦町は年内にも覚書を締結したいとしています。
豊浦町に敬意を表明すると同時に、これを機会に多くの鉄道ファンや観光客、文化財に興味のある方が駅を訪れて、豊浦町のご努力が無駄にならないようにして欲しいものです。
ただ、現在判明している来春のダイヤ改正からする、同駅に停車する便が何便か廃止になるとされており、ますます不便でベスト秘境駅になることは間違いありません。
また、翌日の新聞にJR新苗穂駅、エスカレーター断念 1億円圧縮という記事も載りました。
これによって事業費が約53億円から約1億円減少します。費用の多くは札幌市と国の交付金で賄われます。
このうちJRの負担は約7億円ですが、この計画変更によって当初計画より2千万円削減できるとしています。
保守整備費を考えると、ランニングコストの低減効果はさらに大きいものがあるでしょう。
当初から計画されていたエレベータは大型化するということですから、バリアフリーに関しても大きな問題はないことを祈ります。
ただ、お年寄りや身障者を押しのけるようにエレベーターに突進する方を見かけることも日常茶飯事ですので、多少の心配は残ります。
苗穂駅と同程度の利用者のいる、私の最寄り駅の発寒中央とエスカレーターがありませんが、エレベーターが十分に活用されておりますので、大型商業施設での買物客の苗穂駅利用が今よりも大幅に増えるとは思えませんし、この選択は正しいのかもしれません。