12月19日、JR北海道は2015年3月14日のダイヤ改正の概要を発表した。
寝台特急北斗星の廃止に目を奪われてしまいがちだが、ローカル線区でのダイヤ見直しにも触れられていることに注目しなければならない。
報道発表では函館線、千歳線、室蘭線、根室線、宗谷線、留萌線での見直しを表明している。
どのような改正になるのかは2月の正式発表を待たなければならないが、札幌近郊を除いては普通列車の減便を伴うのではないかと危惧している。
そして、さらに気になる動きがあるのだ。
2016年春のダイヤ改正に向けてダイヤ合理化の検討を進めていることが、26日に公表された「事業改善命令・監督命令による措置を講ずるための計画の実施状況」に記載されているということだ。
残念ながら、私の読み方が浅いのかホームページの掲出の資料中では発見できなかったが、某氏のブログで明らかにされている。
また、19日に報道発表された「JR北海道再生推進会議」の12月5日の議事録にも注目すべき社長の発言が掲載されている。
「国鉄時代では廃止対象とされた輸送密度2000人未満の線区が、現在のJR北海道においては6割を占めるにいたっており、今後地元自治体に対して状況を説明して理解を得ながら対応していく予定である」といった内容だが、これは廃線へ向けた意思表示ではないかと受け取ることが出来る。
赤字路線の維持が経営安定基金設定の条件となっているために、それが足かせとなり、歴代の経営陣は思うように廃線に踏み切れなかった。
今回、国のお墨付きを頂いたJR北海道再生推進会議から廃線のゴーサインが出れば、大手を振って廃線を実行できるだろう、というのは考えすぎてあろうか。
いずれにしても、新幹線の函館近郊延伸と同時に、ローカル線区では大幅な合理化が行われ、廃線への下地作りが進んでいくものと考える。
数年後、北海道の鉄路は縮小均衡への道を辿り、JR北海道は、かなりこじんまりした鉄道会社になっていくのかもしれない。
寝台特急北斗星の廃止に目を奪われてしまいがちだが、ローカル線区でのダイヤ見直しにも触れられていることに注目しなければならない。
報道発表では函館線、千歳線、室蘭線、根室線、宗谷線、留萌線での見直しを表明している。
どのような改正になるのかは2月の正式発表を待たなければならないが、札幌近郊を除いては普通列車の減便を伴うのではないかと危惧している。
そして、さらに気になる動きがあるのだ。
2016年春のダイヤ改正に向けてダイヤ合理化の検討を進めていることが、26日に公表された「事業改善命令・監督命令による措置を講ずるための計画の実施状況」に記載されているということだ。
残念ながら、私の読み方が浅いのかホームページの掲出の資料中では発見できなかったが、某氏のブログで明らかにされている。
また、19日に報道発表された「JR北海道再生推進会議」の12月5日の議事録にも注目すべき社長の発言が掲載されている。
「国鉄時代では廃止対象とされた輸送密度2000人未満の線区が、現在のJR北海道においては6割を占めるにいたっており、今後地元自治体に対して状況を説明して理解を得ながら対応していく予定である」といった内容だが、これは廃線へ向けた意思表示ではないかと受け取ることが出来る。
赤字路線の維持が経営安定基金設定の条件となっているために、それが足かせとなり、歴代の経営陣は思うように廃線に踏み切れなかった。
今回、国のお墨付きを頂いたJR北海道再生推進会議から廃線のゴーサインが出れば、大手を振って廃線を実行できるだろう、というのは考えすぎてあろうか。
いずれにしても、新幹線の函館近郊延伸と同時に、ローカル線区では大幅な合理化が行われ、廃線への下地作りが進んでいくものと考える。
数年後、北海道の鉄路は縮小均衡への道を辿り、JR北海道は、かなりこじんまりした鉄道会社になっていくのかもしれない。