日本語は、変化の早い言語だといいます。
鉄道の世界では、といったら大袈裟ですが。乗っている列車の車種にもかかわらず、「電車」というようになりました。
特に若い世代に多いようです。私のような蝦夷地の年配者にとっては「市電」が「電車」で鉄道は「汽車」なのです。
テレビからの東京を中心とした情報に埋もれて育った若い世代にとっては「鉄道」=「電車」なんですよね。
でも、若いお母さんが子供に向って、「ほら、SL・SL・・・電車来たよ~♪」なんていっているのを聴くのは、やはり嫌ですよ(>_<)。鉄道がどんな仕組みで動くのか、最低限の常識は身に付けなくちゃね。
今シーズンのSL湿原号はディーゼル機関車による運行もあるようですから、すこし「電車」に近くなりますね(^^♪。でも、ディーゼルエンジンで走るから、電車ではありません。
ただしDF200なら電車とディーゼルのハーフなので、電車と呼んでも許せますです。
さて、JR北海道のC11は、ほとんど走る煤煙発生装置のようなものですから、鉄の機関車模型でも作って、中で石油かなんか焚いて煙を出しながら、後ろでDLが押すなんて形でも、誰も気がつかないかも知れない。
地元の観光団体に出資を強制しながらSL電車を走らせるより、除雪と車両整備に精を出して、定期列車の定時運行に励んだほうが良いと思うのは私だけかな。
特に今年は川湯温泉までの延長が増えましたから、弟子屈町がかなりの出資してくれましたかな?
これで、今年のブログの更新を終ります。