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青函貨物の取り込みに期待する苫小牧港関係者 

2019年06月03日 | JR北海道 JR北

6月3日の北海道新聞です
「JR引き込み線も検討
 北海道新幹線の青函トンネル内の高速化に向け、国土交通省などが現在トンネルを使っている貨物列車の物流を海上輸送に切り替える手法の検討を始めたことに、苫小牧の港湾関係者が関心を寄せている。
 国土交通省は昨夏から青函の貨物輸送の転換について、内部検討を本格化。JR北海道など関係機関への聞き取りも行っている。
 道によると、青函トンネルを通る貨物列車の年間輸送量は約500万トン。一方、苫小牧港の年間取扱貨物量は約1億トンに上るが、これにはフェリーで貨物を運搬するトラックなどの車両の推定重量も含まれる。このため、青函の貨物需要を取り込む意義は、数字以上に大きい。
鉄道貨物引き込み線は、東港区弁天地区に弁天埠頭(ふとう)を新設し、JR線と同埠頭を線路でつなぐというもの。
青函の鉄道貨物の主力が農産物のため、苫小牧埠頭は建設中の大型冷凍冷蔵倉庫の利用増につながると期待。
 ただ、海上輸送転換には課題も多い。物流に詳しい北海商科大の相浦宣徳教授は「鉄道輸送が縮小されれば自動車輸送が増えるが、トラック業界は運転手不足が深刻なので対応できるのか」と指摘。海上輸送のほうが運送費が高い面もある。
 また、JR日高線は現在、貨物列車が通っておらず、仮に貨物列車が通っている千歳線から引き込む場合、線路延長が延び、費用が膨らむとみられる。これらの課題の調整作業が難航する可能性がある。
国交省などの検討作業について「2030年度末の新幹線札幌延伸から逆算すると、3年以内には方向性が示されるだろう」と予測している。」
以上引用終わり

苫小牧や釧路積み出しとなれば、JRFは北海道から撤退するでしょう。その場合に、並行在来線の函館・長万部は線路使用料も入らず、赤字が拡大するので、もう廃線が現実的かと思います。
道南いさ鉄も存続は厳しいだろう。
さらに根室線も貨物が走らないなら不要との声もあり、石北線も同様の理由でに存続は厳しいかもしれないと考えます。


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