伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ49

2018-06-23 20:12:02 | ジャコシカ・・・小説
 しかし何と言っても、佐々木優美の知名度と、その新しいファッション性が、人気の支えだった。

 立ち上げたブランド名「優」も好評だった。

 社長を始め皆が改めて、その力を感じていた。

 優美は弾けるばかりの能力を発揮して、次々と新作を出していた。彼女は近頃では店に出ること

よりも、7階に籠ることが多くなった。

 アシスタントも付き、ミシンは休むことがなくなった。そうしている間にも母校の講師の仕事、

服地の市場調査と商品の仕入れなど仕事は多岐に亘り、休む間もなかった。

 勢い店はあやが中心で仕切ることになったが、そのあやも店のミシンを踏み、7階に上がること

が頻繁だ。

 「まるで人気タレントだわ、これで本当に儲かるのかしら」

 あやはさすがに溜まった疲労で、溜息まじりに志乃に言った。

 「本当ですね。誰も帳簿のことなんか気にしていないみたいですものね。始まったばかりなのに、

なんだか止まらなくなった電車に乗っているみたい」

 「その点は社長がしつかり抑えていると思うけれど、あまり勢いがつき過ぎると、ちょっと怖く

なるわね」

 「優美さんはその辺りは、全然気にしていないみたいですね。それに社長って優美さんに輪をか

けたようなところがあると思うの」

 「あらどうして」

 あやは意外といった顔で志乃を見た。

 「凝り性のところがあるし、それに気分屋だし」

 志乃はここで急に悪戯っぽく、声を落としてあやを見た。

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ありがとうキキ

2018-06-23 15:57:30 | 愛猫のキキ
ララが旅立つた時のことを道新に掲載されたので

今度はキキのことも・・・と思い今日読者の声に

投稿したが載るかなぁー

ありがとうキキ







  今年の6月3日に札幌で娘と家族同然に暮らしていた雄猫のキキが




 21歳で老衰で逝った。キキは現役時代同僚のEさんから貰いうけた




 黒白の二毛の野良の子だった。




  人間大好きで常に家族に寄り添っていた。それだけに娘の嘆きは半端でなく




 ペットロス症候群になり意気消沈していて心配である。




  キキが4歳になった夏、我が家の物置で野良猫が生んだアメショウのミックス




 の雄猫ララを育てた。神経質だが根は優しいキキはよくララの面倒を見ていた。



 家ではララのわがままを放任し自分の座を譲っていたキキだがリードに繋がれ




 散歩する時だけは臆病なララをリードし堂々としていて先輩風を吹かせていた。




  2匹はベストコンビだったがその3年後に別れて暮らすようになった。




 私と夫がララを連れて伊達に移住し、娘がキキと暮らすようになったからである。




 そのララも昨年の8月3日に16歳で逝った。キキが旅立ったのは奇しくもララの



 月命日の日だった。今までありがとうネ キキ。



   という文章だが字数制限があるためどうしてもパットしない・・・

   に何か良い表現がないか・・・と読んでもらったが


   無い・・・だって

   思考が枯渇したのネ・・・と悪態をついた私 反省。

   最近テレビとお友達になったが心配、


   
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