伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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二人の会話

2023-07-21 20:13:14 | 家族

 べきである。

 ねばならぬ。

 こういう言葉で縛られた生き方をしたくない。

 自由に生きているじゃないの

 

 これからエッセイを書くときはこれをテーマにしょうと思っていた。

 書くのは早いほうが良いと思うけれど

 でも書く気はない

 燃焼してしまったのネ

 

 今日の会話です。

 燃え尽き症候群?

 

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ジャコシカ218

2023-07-21 00:40:50 | ジャコシカ・・・小説

 「僕が未だに結婚もせず、付き合う女性もなく、定職も持たずにいることは、人生において正し

 

い選択をしているということです」

 

 「良くそういうことを、自慢気に言えるわね。そうよ高さんはこれからも、清く正しく人生を追

 

及して生きていくがいいわ」

 

 あやは彫りのくっきりした眼の奥から、苛立たし気に高志を睨んだ。

 

 「高さんだって罪人(つみびと)だよ。両親や兄弟をどれほど悲しませているか分からぬはずがない。

 

 

わしよりも何倍も何十倍もましなことは認めるがね、だからわしなんかの言えたことではないが、

 

清く正しくジャコシカなんてのは余り奨められた話ではない」

 

 鉄五郎はあやを見る眼とはどこか違う、寂莫とした視線を高志に向けて言った。

 

 高志は逃れるように眼を逸らして、微かに笑い、何も言わなかった。

 

 

 やがてあやは受け取った手紙を、きちんと畳んでテーブルの上を鉄五郎の前にすべらせて言った。

 

 「鉄さんはこの手紙に、返事を書こうと考えている。ずっとそのことを考えている。

 

 そうよ、私が和美さんだったら、やはり返事を待っているわ。自分ではどんなに抗い、拒否して

 

いても、やはり待つわ。

 

 そのことを、もちろん鉄さんは分かっている。

 

 私には答えなんていらない。

 

 ただ返事が欲しい。

 

 自分の父親なんだから」

 

 

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