心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

朝鮮(北)による拉致被害者問題は経済制裁では解決しないと思う

2020年06月06日 | 世界
日本政府も拉致被害者家族会も経済制裁を重視しているが、恐らく経済制裁で朝鮮政府が崩壊すると考えたのではないでしょうか。ところが朝鮮政府は崩壊していません。朝鮮と日本は絶交状態です。問題解決は非常にむずかしいと思います。

朝鮮もウイルス禍を受け、一段と外国との経済交流が減っていると思います。政府も人々も非常に苦しい状態にあると思いますが、政府は悲鳴を上げていません。韓国との対話もやらないということで拉致被害者に関する情報はゼロではないかと思います。

日本には在日朝鮮人がおおぜいいるし、朝鮮には日本から移住した日本人がおおぜいいるので朝鮮政府のいい悪いは別にして双方利用しやすい人道的交流ルートを一つぐらい維持しておくとよかったのですが、そのルートもやめてしまいました。

朝鮮と日本はミサイルを打ち合うような戦争をやっていないのでまだいい方なのかもしれません。しかし、戦争放棄の平和主義日本が、朝鮮に経済制裁とは本当に日本は平和主義かという思いがします。権力者政治家の野望、対立が、一般の人々の交流を妨げ、無数の悲劇を生んでいます。
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独裁主義で中国が経済発展を続けることはむずかしい

2020年06月06日 | 世界
中国政府は政経分離を導入して先進的民主主義国と経済交流し、見事に経済発展を遂げました。ところが中国政府は民主主義国が経済交流してくれたから経済発展したと考えず、中国政府がすぐれているからだと思いました。経済力を上げ、軍事力を上げ、国土・国威拡大主義を前面に出してきました。ここまで来るとさすがの民主主義国も中国政府は危険と感じるようになりました。具体的に反中国政府の外交をとるようになってきました。政経分離による経済交流も抑制的になりました。

中国政府は経済支援で親中国の国を増やす努力をしていますが、まだ十分な経済効果が出ていません。今回のウイルス禍で中国の世界経済戦略は思うように機能していません。

中国政府は先進的民主主義国との経済交流による経済発展から、中国を中心とする自分の経済圏による経済発展に重点を移さざるをえません。今後は本当に中国政府が人々のために役立つ政府か試されることになります。

中国を生産工場にして経済発展を続けてきた先進的民主主義国は、経済発展の方法を変えざるをえません。中国中心の経済圏とは別に民主主義国経済連携に注力するのではないでしょうか。

今後は民主主義国経済圏と中国を中心とする経済圏との対立が世界混乱の原因になるでしょう。しかし中国の中でも大半の人は中国の民主化を望みます。つまり中国の民主化は必然性があります。中国共産党がどこまで権力維持で頑張れるかということではないでしょうか。

世界の民主主義者は、中国内の民主主義者も含め、民主主義に自信を持ち、短気になって中国政府と戦うのではなく、連携し、じわりと周辺の人々を啓蒙し、独裁者をじわりと浮き上がらせ、圧倒的な数の力で中国の民主化を実現することが望ましいと思います。中国では軍・警察の人も民主主義がいいと考えるようになることが望ましいと思います。
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