心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

日本は戦争の地獄を忘れた

2022年08月08日 | 世界

1945年8月15日、昭和天皇が終戦の証書を読み上げた録音がラジオで流れました。父は一生懸命ラジオを探したが入手できず、その時は聞くことはできませんでした。やがてラジオを買うことができ、再放送があり、昭和天皇の言葉を聞くことができましたが、その言葉の中で今も私の耳に響いていることは「しかれども朕は時運のおもむくところ、堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、もって万世のために太平を開かんと欲す」でした。

身近な沖縄、広島、長崎の地獄を知った昭和天皇とその仲間達は戦争を続ければ、それが本土防衛であっても、日本人全滅、全国土荒廃を予感しました。これ以上戦没者を出してはいけない、荒廃地を出してはいけないとの思いで、敗北を受け入れたのだと思います。

これは人間性のある判断だったと思います。当時の日本人は敗北に耐えることができなかったのですが、昭和天皇は耐えよ、忍べ、そうすることによって永遠の平和をつくりたいと言いました。

この精神あるいは知識が今の日本にあれば、本当に日本は平和づくりの先頭に立ち続けることができるのですが、防衛力・アメリカとの同盟強化、台湾有事は日本有事などと騒ぎ、敵基地攻撃能力を持ちたいと言います。万世のために太平を開きたくないと言っています。

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ロシアのウクライナ戦争は停戦した方がいい

2022年08月08日 | 世界

誰が攻撃したか知らないが、ウクライナの原発に砲弾か何かが着弾したそうです。幸い、放射性物質が漏れるような被害はなかったそうですが、原発が攻撃されるような段階になると広範囲の国土汚染の恐れが大きくなります。

戦争の継続は非常に危険です。耐えがたきを耐え、ウクライナはロシアと停戦協議に入るべきだと思います。国土が放射能で汚染されると、未占領地でも生活生産ができなくなります。小麦の生産ができなくなります。

弱小国ウクライナとしては対ロシア対策は防衛戦争以外の方策を追求した方がいいと思います。ロシアに編入された地域のウクライナ人は事業・仕事に集中してその分野で発展し、ロシアで重要な産業を構成し、実質ロシアをウクライナ化する心意気で生きてみてはどうでしょうか。

国意識にこだわって自分の事業仕事をだいなしにする生き方がいいとは思いません。もし自分がロシアに産まれ育ったらロシア人として生きます。自分の国は生活・生産環境が悪いと言って外国に移住する人は無数です。これは何を意味するかというと、国意識がそれほど重要でないということだと思います。

愛国心とは国のいい面を愛し、悪い面を改善することであって、出来の悪い政治をよしとして国を愛することではないと思います。ロシアの悪い政治は、ウクライナにいては改善が容易ではありません。ロシアの中に入った方が改善はしやすくなります。

本当は今でもそうですが、ロシアだっていつかは国は行政区、戦争は犯罪と知るときがきます。現代は政治家業が評価されていますが、将来は公務員の一種です。人々が生きやすいように環境を改善することが仕事です。戦争するような政治家は不法悪徳政治家です。

アメリカにロシアのウクライナ戦争を止める力がないことが証明されました。アメリカと同盟して防衛するなどと考えている国があるならば再考した方がいいと提案します。

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