創価学会の政治団体公明党が特に国交省の仕事に詳しいとは思えません。それなのに9年以上も公明党が国交相の地位を独占してきたことは、自民党が公明党の協力をえる取引条件になっているのではないかと懸念します。
なお、岸田文雄新内閣の閣僚が揃いましたが、信念と決意をもって日本を改善したいとの思いで岸田総理が人事を行ったようには見えません。自民党と公明党の間で政治とは別の価値観で閣僚ポストを配分している印象です。
アメリカと中国・ロシアの対立がひどくなっており、ロシアのウクライナ戦争の悪影響が日本にも及んでおり、そこへ中国の台湾戦争の恐れも大きくなっているのに岸田総理には本当に問題意識、問題解決意欲があるのか疑ってしまいます。
彼なりに厳選したと思いますが、新閣僚の中に少なくとも3人の世界平和統一家庭連合に関係した人がいるようです。調べるともっといるかもしれません。岸田自民党総裁は、もう調べないと言っています。自民党は連合という腐敗菌が蔓延している疑いが濃厚ですが、もう滅菌はやめると言っています。自民党浄化は中途半端です。
自民党には信念のある指導者がいません。党内に不平不満が満ちており、自民党は荒れそうです。国会は大荒れになるでしょう。メディアやSNSの批判も激しくなるでしょう。政治混乱を予感します。
岸田新内閣は、日本の問題を小さくするどころか、大きくしてしまうのではないでしょうか。次の衆議院選挙は非常に重要になると思います。