アメリカと中国が、協力して世界を指導し、世界平和を実現する考えは、両国の政治的違いが大きすぎ、また政経分離が限界にきているので実現の可能性がありません。
せめて東アジアだけでも平和にしたいと、善意の人々が、その思いを発表するようになったと思います。しかし世界平和の場合と同じように、政治的違い、政経分離の限界が実現の障害になります。
このブログでは国、あるいは国の同盟による世界平和は実現不能、そこで仏教やキリスト教の基本的精神、個人の悟り、愛の自覚などを優先し、まずは個人が自分の平和を追求した方がいい、この種の個人が世界に増える方がいいと主張しています。つまり国主義ではなく、人主義です。
悪い国に自分も順応して不幸というより、国の改善にまず自分を平安平和にするという考えで国改善の努力をする、しかし国より自分の平安平和を優先する方がいいと思います。国が悪いから自分も不幸というまずい結果を減らすことができると思います。
戦場に入って平和を実現することは非常にむずかしいと思います。けなげと思いますが、無駄死にだと思います。尊い命を国に捧げたことにならないと思います。
それより、戦場に行かない、戦場から出る方がいいと思います。生き残り、自分を幸福にする確率を高め、もって国を平和にすることに貢献できる確率を上げることができます。
国あっての自分ではなく、自分あっての国にしましょう。国を正すことより自分を正すことを優先しましょう。
仏教やキリスト教を過去の宗教とただ捨てるのではなく、教祖が考えたように、国改善の限界の中での個人の生き方追求の精神を学ぶようしてみてはどうでしょうか。宗教的思考は現代でも幸福実現に非常に重要です。自分が悟り、愛を自覚し、幸福な自分が周囲の人を幸福にする、そのような人生が一番幸福ではないでしょうか。
仏教やキリスト教を学び、そこに閉じこもらず、その先に足を踏み入れ、自分宗教をもつことは傲慢ではありません。幸福づくり、平和づくりに一番いい方法と思います。既存宗教をこえる人になりましょう。
既存宗教を学ぶだけで精一杯の人は、せめて新宗教を否定しない寛容を学びましょう。
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