心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

人種差別を否定する社会への移行が進んでいる

2020年06月14日 | 世界
帝国主義時代は帝国主義国の人々は弱小国を制圧してその国の人々を差別しましたが、現代は多くの国で人種の混合が進み、国の中で優勢種が威張って弱い立場の人を差別しています。たとえばアメリカでは、白人が警官になって法律・銃・警棒などを武器にして強い立場に立ってちょっと反社会的言動をとったか、とった疑いがある弱い立場の黒人に過剰暴力を振るい、死に至らしめるような人種差別が多発しています。組織的に黒人差別など人種差別をやっている団体が黙認されています。政治家の中に人種差別容認の価値観を持っている人がいます。

昔、日本が経済成長していた時代は、アメリカやヨーロッパをよく旅行するのはほとんど日本人で、日本人は比較的礼儀正しいということでアメリカ・ヨーロッパでは丁重に扱われましたが、今ではアジア種として粗末に扱われることが増えています。日本人の旅行者が増え、さらに中国人や韓国人の旅行者も増え、アメリカ・ヨーロッパではアジア種が鼻につくようになったのでしょう。アジア種も差別の対象になっていると思います。

一方で、人々の文化水準が向上し、差別をやめようという動きも強くなっています。最近のアメリカ・ヨーロッパにおける差別反対運動の動きを見ていると、人種混合下で人種差別が強まると、もっと大きな人種差別反対の動きが生じているように思います。

人種の混合を肯定する新時代に向いつつあると思います。まだまだ差別がおこり、加害者、被害者が多発しますが、人命・人権重視という世界に通用する法の価値観が強まっていくことは確実と思います。

ところで、一部の国では人種差別どころか、同種なのに権力者政治家を批判した程度のことで処刑されます。人命・人権軽視の国では人々は言論の自由がありません。民主主義国や民主主義者が権力者政治家を批判し、静かに無力化させることがだいじです。物心両面から非人間的生活を強いられている人々を支援し、静かに権力者政治家が勝手な不法をできないようにすることがだいじと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強大国アメリカ、中国、ロシアの政治が異常

2020年06月13日 | 世界
アメリカは先進的民主主義国と思いましたが、現代の社会状態は、ほとんどの人々が貧困層に沈んで苦しんでいます。民主主義なのにどうしてこうなったのでしょうか。自由主義のもと、少数の資本家にほとんどの人々がお金で操られています。資本家が作りあげた社会では、民主主義なのにほとんどの人々が低収益の事業・仕事に追い詰められています。貧困層の人々は、苦悩し、怒り、憎み、反社会的言動で鬱憤を晴らそうとしています。個人的犯罪、集団的暴動などが多発し、合衆国政治も州政治も機能不全に陥るほどです。貧困層が団結し、社会を改善するのではなく、貧困層の中で争うような混乱が生じています。アメリカはだんとつ世界一の軍事力の拡大をやめることができず、貧困層縮小の方策を取れません。社会混乱は深まるだけです。

中国政府は、人々の自由平等を軽視し、軍・警察を使わないと人々を管理できない状態です。政府は、1国2制度など、成り立つことがありえない制度に執着し、自分の政治のいい悪いを判断することができません。国土・国威拡大主義で人々の目を外に向けさせていますが、外国との対立を深める原因となり、政経分離による経済交流が不調となり、今後は国際収支の改善が低迷します。アメリカと対立し、税金を軍事力強化に使うので国民の生活水準の改善に回る分が減り、国民の不満が高まります。

ロシアは形は民主主義ですが、共産主義時代の社会慣習が残り、少数の権力者が人々を操る仕組みが現代も機能しています。人々の民主主義知識が浅く、国土・国威拡大主義が人々を操るのにまだ有効な状態です。やはり、軍事力維持に熱心で、税金は貧困層縮小に回りません。しかし、人々の知識水準は向上します。人々は政治に疑問を持つようになります。

強大国は自国主義ですから国連を育てると考えません。国連を国益のために使うと考えます。国連が思うように動かないと、平然と非協力の態度をとります。平気で国連を無視して勝手な行動をとります。まだまだ世界は混乱します。

このような世界の状態の中で、世界の民主主義者は、人々の生活水準改善の道を考え、国をこえてよく情報交換し、静かに権力者政治家の活動基盤を崩していかなければなりません。非民主的な国ではまずは民主化がだいじです。民主化が実現すれば権力者政治家の基盤を崩すことは比較的容易です。人々は自分の人生を政府に考えてもらうのではなく、自分で考え、自分達の生活水準改善に役立つ政府にすることがだいじです。

日本は、太平洋戦争における日本の愚行を忘れ、若い人々は、自分達が貧困層に沈みつつあるのに、強大国の言動に振り回され、「強い日本」に協賛し、国威拡大主義に重点を置き始めています。長い衰退期を歩みつつあると思います。折角の平和主義憲法を活かすことができず、戦前復古主義になっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国はまずは民主的思考をする人が増えることがだいじ

2020年06月10日 | 世界
中国と比較すると日本の言論の自由度は高いと思います。しかし日本は言論の自由が高度に発達している国ではありません。批判するとひどい目に会う話題があります。この暗い部分は、将来日本が新世界づくりをやるとき外国との協調の障害になると思います。

中国が外国と協調して新世界づくりに参加することは日本よりはるかに困難です。中国の最大の問題は、権力者政治家の独裁主義です。選ばれる政治家が権力者政治家になりがちな未熟な民主主義国とすら新世界づくりで協調することはありません。

中国の民主化が実現すれば今後の世界の混乱度が下がり、世界の民主主義者は国をこえて新世界づくりを前に進めることが可能になりますが、中国が民主化しないとアメリカと中国の対立が続き、世界の混乱も続きます。

ところで民主主義国の方が人々の生活水準が高くなることは明白です。中国が近年経済発展を遂げることができたのは、先進的民主主義国が政経分離で経済交流に応じてくれたからです。今後は先進的民主主義国は、香港の独立問題や、台湾の独立維持問題で中国と対立します。中国は中国の経済圏で経済発展を考えなければなりません。これから中国の政治が本当に経済発展に向いているか試されます。

いかに政治家が権力者政治家であっても、まずは個人が民主的思考をすることがだいじです。さらに、権力者政治家と結託しないで事業・仕事に注力し、事業・仕事に成功し、静かに国の民主化を支援する事業家・仕事人になることがだいじです。民主的事業家・仕事人が増えると、意外に静かに権力者政治家を時代遅れにし、消すことができるのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカンドリーム

2020年06月07日 | 世界
アメリカは、世界から人々が移住し、人々はアメリカンドリームを見、一生懸命生きて今日のアメリカをつくりましたが、全体では経済世界一ですが、競争が熾烈で貧富の格差が非常にひどく、大半は貧困層という暗い社会になっています。金持ちになった人は自分の力でなったと思い、みんなが助け合ってなったとはまったく思っていません。金持ちは貧困層に配慮しません。貧困層は貧困に苦しみ、すぐ他人に怒ったり、他人を憎んだりします。心にゆとりがありません。アメリカは人間性、社会性を欠く社会になっているため、何か差があると、あるいは差をつくって、人は他人を差別します。

白人による黒人差別は歴史的な差別であり、アメリカにおける人種差別の最たるものであり、差別をやめようという歴史的対策にもかかわらず、白人の心から消えない根深い差別になっています。白人警官が黒人男性を逮捕した時、黒人が無抵抗状態になっているのに不当に暴力を続け、黒人を殺してしまった事件をきっかけに、ウイルス禍の渦中にもかかわらず、アメリカでは、もう黒人差別をやめようという運動が非常に大きくなっています。

この運動は世界的広がりを見せています。人種差別が減るとは思いますが、貧困層という大きな差別的社会問題を解決しないと、人々の不信が、差別の原因となってこれでもかこれでもかと差別問題が噴出してきます。

野望が実るアメリカンドリームではなく、理想が実現するアメリカンドリームになるといいのですが、トランプアメリカ大統領の言動を見ていると、野望が実るアメリカンドリームの考えが優勢で、アメリカの貧困層拡大問題の解決は容易ではないと思います。トランプ大統領は、アメリカNO.1と言って、アメリカの国威を高めることに注力していますが、外国は彼の思うようになりませんし、国内の人々も彼の思うようになりません。彼のアメリカンドリームは自分が大金持ちになるところまでで、国や人々のアメリカンドリームを実現することは不可能です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝鮮(北)による拉致被害者問題は経済制裁では解決しないと思う

2020年06月06日 | 世界
日本政府も拉致被害者家族会も経済制裁を重視しているが、恐らく経済制裁で朝鮮政府が崩壊すると考えたのではないでしょうか。ところが朝鮮政府は崩壊していません。朝鮮と日本は絶交状態です。問題解決は非常にむずかしいと思います。

朝鮮もウイルス禍を受け、一段と外国との経済交流が減っていると思います。政府も人々も非常に苦しい状態にあると思いますが、政府は悲鳴を上げていません。韓国との対話もやらないということで拉致被害者に関する情報はゼロではないかと思います。

日本には在日朝鮮人がおおぜいいるし、朝鮮には日本から移住した日本人がおおぜいいるので朝鮮政府のいい悪いは別にして双方利用しやすい人道的交流ルートを一つぐらい維持しておくとよかったのですが、そのルートもやめてしまいました。

朝鮮と日本はミサイルを打ち合うような戦争をやっていないのでまだいい方なのかもしれません。しかし、戦争放棄の平和主義日本が、朝鮮に経済制裁とは本当に日本は平和主義かという思いがします。権力者政治家の野望、対立が、一般の人々の交流を妨げ、無数の悲劇を生んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独裁主義で中国が経済発展を続けることはむずかしい

2020年06月06日 | 世界
中国政府は政経分離を導入して先進的民主主義国と経済交流し、見事に経済発展を遂げました。ところが中国政府は民主主義国が経済交流してくれたから経済発展したと考えず、中国政府がすぐれているからだと思いました。経済力を上げ、軍事力を上げ、国土・国威拡大主義を前面に出してきました。ここまで来るとさすがの民主主義国も中国政府は危険と感じるようになりました。具体的に反中国政府の外交をとるようになってきました。政経分離による経済交流も抑制的になりました。

中国政府は経済支援で親中国の国を増やす努力をしていますが、まだ十分な経済効果が出ていません。今回のウイルス禍で中国の世界経済戦略は思うように機能していません。

中国政府は先進的民主主義国との経済交流による経済発展から、中国を中心とする自分の経済圏による経済発展に重点を移さざるをえません。今後は本当に中国政府が人々のために役立つ政府か試されることになります。

中国を生産工場にして経済発展を続けてきた先進的民主主義国は、経済発展の方法を変えざるをえません。中国中心の経済圏とは別に民主主義国経済連携に注力するのではないでしょうか。

今後は民主主義国経済圏と中国を中心とする経済圏との対立が世界混乱の原因になるでしょう。しかし中国の中でも大半の人は中国の民主化を望みます。つまり中国の民主化は必然性があります。中国共産党がどこまで権力維持で頑張れるかということではないでしょうか。

世界の民主主義者は、中国内の民主主義者も含め、民主主義に自信を持ち、短気になって中国政府と戦うのではなく、連携し、じわりと周辺の人々を啓蒙し、独裁者をじわりと浮き上がらせ、圧倒的な数の力で中国の民主化を実現することが望ましいと思います。中国では軍・警察の人も民主主義がいいと考えるようになることが望ましいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本が朝鮮半島を占領していた時代の日本の罪がいまだに赦されていない

2020年06月05日 | 世界
すでに日本の占領が終わってから75年弱が過ぎたのに、昔の日本の罪がいまだに半島の人々に問題にされ、問題が深刻な国と国の対立の原因になっているのは異常です。日本政府は問題処理に問題はなかったと主張していますが、問題がなかったならどうしてどうして今対立しているのでしょうか。実は問題があると思います。半島の側に問題があると主張しているだけでは対立は消えません。半島の側に問題があっても、日本は問題の処理に失敗していると反省する思考がないと対立は消えないと思います。

日本政府に問題ないと主張し続け、対立、半島の側の言動に耐え続ける方法はありますが、それは正しい外交でしょうか。いかに半島の側の言動が厳しくても決して戦争することなく、耐え続けることができるでしょうか。半島の側のことはいざ知らず、日本が問題ないと主張し続けるだけでは賢明な外交とは言えないと思うのですがいかがでしょうか。今後半島で日本の人々が安心して事業・仕事ができないことは大損ではないでしょうか。この大損を半島の側が悪いと言うだけで片付けている外交が健全とは思えないのですがいかがでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧困層拡大を放置する権力者政治家

2020年06月02日 | 世界
世界一の軍事力を保持するために100兆円規模のお金を使っていますが、貧困層の縮小には無関心なのがトランプアメリカ大統領です。黒人男性がまた警察官に過剰の暴力を受け、死んだ事件をきっかけにアメリカ中(じゅう)でデモがおこり、警察と対峙する中で暴動が多発し、ホワイトハウス周辺でもデモ・暴動がおこり、一時トランプ大統領はホワイトハウスの地下壕に避難したそうです。我慢の限界をこえた、人々の政治に対する怒りを感じます。

その暴動を左翼過激派の仕業とあっさりと片付け、暴動を続けるなら警察・軍による銃撃も辞さないと言ったので人々の怒りに油を注いだ形になり、トランプ大統領に政治力なしとの印象を強くアメリカの人々にも世界の人々にも与えてしまいました。

新型コロナウイルス対策では世界最悪、やまない人種差別、貧困層拡大、銃社会、軍事力にものを言わせた乱暴な外交など、彼の政治外交は異常というべく、最早G7開催どころではありません。11月の大統領選挙で厳しい国民の裁きを待つだけの死に体になりました。

トランプ大統領の一の子分のような役を演じてきた安倍晋三総理は今動揺していると思います。彼が判断を誤り、日本を危険な状態にすることがあってはいけません。アメリカも世界も混乱していると見て、まずは冷静にアメリカと世界の情況の調査研究に注力してほしいと思います。日本も貧困層拡大中です。日本も総理を代えないと貧困層拡大を止めることができないと思います。総理だけでなく、国会議員はすべて新陳代謝が必要と思います。今は日本には政治家らしい人が一人もいません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ一番は空しい

2020年06月01日 | 世界
トランプ氏はアメリカ一番と叫んで大統領になりましたが、新型コロナウイルス対策はアメリカ最後ではないかと思うほど死者が多く出ています。そのような状況の中で人種差別がまた大問題となり、アメリカ中(じゅう)でデモ、暴動がおこっています。トランプ大統領は世界を指導すると言わんばかりの大きな態度を続けていますが、彼の調査力、企画力、実行力には的確性がありません。彼は、自分の思考言動に酔っていますが、世界もアメリカも正しく観察できていないと思います。彼は世界の人々から信用されていないと思います。大統領選挙が近づいていますが、アメリカの人々は、アメリカ一番などという虚栄的言葉に騙されることなく冷静に自分達の生活水準向上に役立つ人を大統領に選んでほしいものです。

トランプ大統領は6月下旬にG7サミットをワシントンで開きたいと言ったが、ドイツは欠席、カナダは出席に難色を示したそうです。表向きウイルスの感染が心配だからと言われていますが、威張りたがり屋のトランプ大統領の言動を聞きたくも見たくもないという気持も働いていると思います。出席する国の首脳も情報交換は無駄にはならないという気持ちでしょう。結局サミットは延期となりました。

アメリカの求心力は下がる一方です。それでは中国の求心力が上がるかというと上がりそうもありません。世界は混乱が続きますが、混乱はよくないとの反省が世界の新秩序形成に向かうといいのですが、混乱は長く続きそうです。人々が自国の主権などと言っている間は国際的対立が続くからです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする