退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

幸福な世界 9

2015-10-04 06:58:47 | 韓で遊ぶ


人生の主人公
春の日の花のように、人生で一番美しい時間を送っているパクチヒョンさんは、光州広域市にある大学の新入生です。自動車学科に在学中である彼女には、また、他の人にはない特別な何かがあります。韓国産業人力公団で施行するかなりの数の国家技術の資格証です。自動車整備士資格証を含め、今まで取得した資格証だけで何と40余り。
彼女が称賛されるもうひとつの大きな理由は、その中の34個を高校生の時に取ったことです。
目標を立てて達成していく一連の過程が楽しいというパクジヒョンさん。彼女が平凡な学生から資格証少女に変わり始めたのは、お父さんが仕事を失った中学校3年の冬からでした。ジヒョンさんは人生の進路をさっと変えることにします。
「そうでなくても家計が苦しいのに私まで荷物になることはできない。専門高校に行って一日でも早く就職しないと。どこで勉強したって目標を失わなければいいわ。」
彼女はためらわず全羅南道にある実業高校に志願し、自動車学科の学生になりました。一日に3,4時間しか寝ないで学業に必要な資格試験を全部受けました。確実に勉強すればするほどに手にしていく資格証は増えていきましが、途方もなく不足する睡眠と無理な勉強で体の状態は話になりませんでした。
「あぁ、痛い、、、、。」
毎日、低いテーブルで背中を曲げて座って勉強したせいで、脊椎が曲がって痛みが出たのです。それでも体の痛みは我慢することができました。チヒョンさんが一番辛かったのは受験料の数万ウォンがなくて、がんばって準備した試験をあきらめなければならない時でした。現実の壁はその様に高かったのですが、彼女が笑顔を忘れませんでした。そんな時は手から本を離さず、奉仕活動をしながら心をなだめました。
勉強といえば勉強、奉仕ならば奉仕、、、。そうやって自分と隣人のために先に立って走ったパクジヒョンさん。2008年には全国で100人ぐらいしか受けることのできない「大韓民国人材賞」を受けました。そして、2009年新春には望んでいた大学に入学したのです。自動車と建設機械分野で最高になるというしっかりした豊富を持った新入生、、、。
現実を否定せず、その中で最善の選択をして、最高の結果を出した花のような20歳のパクチヒョンさん。この時代の美しい主役であり、自分の人生の本当の主人公です。
コメント
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