関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

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5月大阪自助会と6月開催のお知らせ

2022年05月07日 | Weblog
大阪担当です。

5月7日、第199回自助会を開催しました。

 今回は13名の方に集まって頂きました。
家族の理解はどこまで期待できるのか、職場の人間関係、決断力や判断力の低下は病気のせいなのか、薬とアルコールの関係等の話がありました。

 会の終わった後、ふとここ数年会の中で自分の悩み事を話したことがないなと思い当たりました。
理由は単純明快で悩み事がないからです。
わたしがバカだから悩みがないといえば身もふたもないですが、一応日々の生活の中でそれなりに悩むことはあります。
が、結論が出なくてもその場限りで忘れてしまうし、忘れていることさえ忘れてしまいます。

 朝目が覚めて起きたいと思ったら起きて、腹が減ったら飯を食う。
会社に行きたくないなと思いながら行った方がいいかなと思えば行くし、やっぱり行きたくないと思えば休みますって連絡してその日は好きなことをする。
疲れてやる気が起きなかったら仕事をするふりだけ、嫌なことがあったり、結論が出せないようなことがあってもまたその時考えようと思って考えるのを止めます。

 要するにやりたいと思えばするし、やりたくないと思えばやらない、よく分からなくなったら考えない。
そういう生活をしていると悩み事はある様でない、ない様である様でやっぱりないって感じになります。

 そんな勝手ばかりでは生活が成り立たなくなるでしょと思われる方もいるでしょう。
さて、何のために生活を成り立たせないといけないのでしょうか。

 うつになる前のわたしは、生活を守るために朝眠たくても無理やり起きて、どうしても行きたくないと思いながら会社に行って、疲れ果ててもなおやりたくない仕事をして、結論が出るまで昼夜を問わず悩み続けるという生活をしていました。
その結果わたしの精神は崩壊し、うつ病になりました。
生活を守るために精神を崩壊させて、結果的に生活も崩壊しました。
精神が崩壊すれば自ずと生活は崩壊します。
でも、生活が崩壊しても精神が崩壊しなければ生活は何とかなります。

 つまり、まず守るべきは精神であって生活ではありません。
精神を守るためには、やるべきとか決断するべきという考えは一旦脇に置いて、やりたいことをしてやりたくないことはしない、決断できないことはくよくよ考えないことです。
やろうと思えた時がやるべき時であり、決断できた時が決断するべき時だからです。
大事なのはやるべき時にやろうと思えるよう、決断するべき時に決断できるよう準備をしておくことです。
それが精神を守るということです。

 精神が崩壊して生活が崩壊してもただ生きていくだけなら生きていけるでしょう。
さて、何のために生きているのか、生きるのか。
それを考えることができるのは精神のみです。

考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。

次回の自助会について
開催スケジュール
日時:2022年6月4日(土)、13時30分~16時30分
場所:コミ協ひがしなり区民センター(東成区民センター)
最寄駅:地下鉄千日前線・今里筋線「今里駅」
2番出口から西(階段を上がってUターンした方向)へ徒歩約3分

今後の状況によっては開催場所が使えなくなる可能性があります。
変更や中止になる場合は改めてお知らせします。

新型コロナ対策の詳細は申込ページに記載していますのでご確認の上、申し込みをお願いします。

参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
https://www.kokuchpro.com/event/osakajijokai220604/

携帯電話のアドレス(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jpなど)はこちらからの返信が届かない場合があるので使用は避けてください
申込み、問合せ送信後、自動返信メールを確認してください。

申し込み、問い合わせはイニシャルやニックネームではなくお名前をお書きください。


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