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緊急事態宣言、全国へ

2020-04-17 09:11:26 | 日記
 緊急事態宣言が7都府県から全国へと拡大した。事態はさらに深刻化を深めている。与党自民党は公明党から急かされて国民一律にひとり10万円の支給を決定した。これまでにも安倍政権のはっきりしない態度で多くの国民が不満を持っていたがこここの重大事態出来に危機感を肌で感じた党幹部がこの決断に至ったようだ。当初、所得の大幅減少世帯に30万円支給という案だったが大幅減少世帯の把握が困難との見方もあり均等にひとり10万円が妥当との結論であろう。麻生内閣もそうだった。
 10万円と予想外の所得で本来ならば「お~い、飲みに行こうや」と懐が緩む多くの中高年だが、外出もままならぬし第一人が集まることを自粛しようという世評だからこのおカネはまたもや銀行行きになりはせぬかだ。
 失われた20年といわれる。20年間ゼロ金利が続く。この間定年退職した多くのサラリーマン諸氏は退職金をゼロ金利のままで生活設計を狂わされている方も多いのではないだろうか。仮に退職金額を2千万円としてもこれまでは最低2~3%の年利率で運用できた。2%ととして1年間に受け取る利息は320,000円である。3%となると480,000円である。これの10倍20倍の金額が受けたられたハズだった。だから政府は膨大な国民が受け取る所得を吸い上げていてタンマリと懐に入れていたのであって今回のこのひとり10万円支給など軽いものではないだろうか。この10万円支給で落ち込んだ景気はほんのちょっぴり蝋燭の炎のようにチラチラ燃えるであろう。与党の人気取りもあろう。本当の景気回復を狙うならば早々にゼロ金利の解除に向かい国民の活気あふれる金融政策が必要であろう。金利を上げてご覧なさい、銀行の窓口は長蛇の列のお客で賑わうこと間違いなしである。それが景気回復なのである。