4月4日から24節季の一つ清明の季節を迎えた。5日は久しぶりの青空で満開の桜をビデオカメラに収めるべく公園を散歩した。3月20日の春分の日から半月、ほんの少しの太陽の傾きでこんなにも私たちの周りの景色が変わるものかと自然の動きに驚異を覚える。ただ、昨日今日と気温はやや低めで朝晩の暖房器具は手放せない。おかげで満開の桜が少し長持ちしそうだ。
そのきれいな清明の季節に今年はコロナウイルス騒ぎで政府もとうとう緊急事態宣言の発令間際だ。なんともこの美しい日本の今をぶっつぶす菌が猛威を振るっていることに憎悪を覚える。観光地の皆さんに観光業に携わる皆さんはこれからどうなるのか、明日はどうするかで戦々恐々の毎日ではなかろうかと想像するに難くない。企業で役所で働く皆さんも同様だ。学校に通う児童生徒も同じ。これまでは対岸の火事とうそぶいていた年金生活者も事態の深刻さを肌で感じ始めてはいないだろうか。季節の変わり目は要注意である。心したい。