16日、菅政権が発足した。前の安倍政権の継承ということである。任期はあと1年あまりで次の政権の繋ぎの性格ともいえる。二階幹事長の続投と麻生副総理兼財務大臣が引き続き任につき菅総理の補佐にあたるようだ。麻生大臣は安倍政権と同じように菅政権の用心棒的存在であり且つ菅総理大臣の引き立て役の任にも当たるであろう。
河野行政改革大臣が新たな内閣担当大臣の記者会見について深夜遅くまで順番に会見するということに異を唱え各担当大臣室でいっぺんにやればよいのではないかと記者団に言ってみせた。早速17日の大阪府の吉村知事がこれについての論評で、国会内では悪しき習わしが多々あるようでこれらの改革を是非やって欲しいとのことである。菅総理の記者会見でも縦割りの悪しき行政があり直さなければならないしきたりがヤマ程あるという。大阪で今問われている都構想はまさにこれで府と市の二重行政を取っ払い簡素な住民に身近な機構にしようというものだ。