小林亜星さん

2021-06-15 09:59:00 | 日記
 歌謡曲「北の宿から」の小林亜星さんがお亡くなりになった。88歳だった。都はるみさんの歌ったこの「北の宿から」は何といっても小林亜星さんを代表する名曲だったに違いない。1976年のレコード大賞にこの「北の宿から」を受賞するし都はるみさんの代表曲にもなる。この木何の木気になる木のCM曲も有名になった。これは日立グループのCM曲でテレビで放送されて皆さんに親しまれたようだ。私は若い頃に日立製品の愛用者のひとりでテレビはもちろんクーラーに掃除機に照明にビデオデッキにすべてを日立製品として使った。そもそものきっかけはテレビであった。白黒テレビだが、ナショナルやサンヨーシャープなど関西企業の製品には見向きもしなかったし、東芝三菱の製品にも何となく乗り気がしなかった。それは日立のブラウン管が深みのある映像を映していたしカラーになって所謂「キドカラー」という日立独特のブラウン管の映像にぞっこん惚れ込んでしまったからである。今でも掃除機の力ある吸引力にはさすが日立として使用しているし、クーラーも日立製品である。今ではテレビはあの関西企業の製品として見向きもしなかったパナソニックに信頼を置くようになった。
 小林亜星さんの訃報に接してまた昭和が遠く消えてゆくような気もちになった。しかし、この訃報でこうして昔を思い出してみるのもまた自身が新しい気持ちになってゆくのもまた嬉しい。亜星さん、ゆっくりお休みなさい。