米国の武器貸与法が成立した。これによりウクライナに対する武器の提供がより迅速に円滑に行われる模様で言われているように6月中ごろに被占領地の反転攻勢があることは確実な情勢である。
武器貸与法は第二次世界大戦時、英国と旧ソ連に対してドイツナチ軍に対応して米国がこの二国に対して6,900億ドルの巨費を提供して勝利に貢献した。ソ連がドイツに巻き返し反転攻勢をできたのもこれのお陰だった。それなくしての勝利は不可能だったのを忘れてしまったのかどうか。ロシア各地で戦勝パレードが行われているが米国なしにはできなかったはずだ。今、ウクライナでは皮肉なことに攻守ところを変えてロシアは援助を受けた米国ほか西側諸国を敵に回してしまいあの時のドイツの立場になってしまっている。第二次世界大戦当時の戦力とは全く違うものを揃えた米国の大量の武器がやがて揃いウクライナ東部地区やマリウポリ、そして一方的に占領したクリミア半島に襲いかかることは必定だ。第二次世界大戦当時のままの戦い方法のロシアのようだが、米国はもうとっくにこれを見抜いてそれに対応した戦法を入念に編み出している。プーチンさん、さあどうする。お前さんの負けだよと世界はそう見ているよ。