やっと森五輪会長が辞任を表明した。遅きに失したのではないだろうか。今回の女性軽視の発言だがこの発言以外にこの方は多くの失言で多くの国民市民に不愉快な思いをさせている。私たち関西に住む住民は最もこの発言に森さんに対して不愉快な思いをしている。それは「大阪は”たん壺”だ」と言ったことだ。これは許せない。絶対許せない。
またもや森喜朗会長の失言である。この人の失言は有名であり公の会のトップには不適格との印象が各界で高まっている。今、この東京大会の開催が危ぶまれているさなか更に火に油を注ぐかのごとき発言である。小渕恵三総理が脳出血で倒れその直後総理に就任して2000年4月から2001年4月までの387日の短命内閣の総理だった。
橋下元大阪市長だったかの市内演説でこの森喜朗氏が大阪を表現して「痰つぼ」だとかと言ったそうだ。大阪は汚い街だと言いたかったのだろう。では自分の街金沢はどうだろうかだ。大阪よりきれいだろうか。これらは氷山の一角で森さんの失言はその他にも多くあるのではないだろうか。誠に持って不愉快な人である。
私の経験である。昭和48年に東京本社に転勤して葛飾区立石の寮に住んだ時のことである。ある日寮の周囲に異様な臭いを感じて外に出るとなんとバキュウムカーがし尿処理をして各戸を巡回しているではないか。あれ、首都東京はまだくみ取り便所なのかと驚いた経験である。転勤前の私の住まいは大阪府池田市でここは当時既に市内全戸下水処理完備でトイレはオール水洗トイレが行き渡っていた。周辺の豊中市箕面市伊丹市川西市宝塚市も同様だ。東京だけが綺麗な街ではなかったのである。
今年の立春は今日2月3日である。例年2月4日だが明治30年以来124年ぶりの今日2月3日になった。地球は太陽の周りを365日と６時間あまりで一周するという。従って４年にいちど閏年を設けて調整するが尚微妙な時間差が生じてこの今日のような修正をするのだそうだ。節分は昨日の２日で豆撒きもした。恵方巻きも家内が買ってきてくれて一緒に食べた。今年の方角は南南西の方角だ。
季節の変わり目として立春立夏立秋立冬があるが何といっても立春は格別ではないだろうか。待ちに待った春到来で心弾むのは人だけではなくて草木も鳥も同じであろう。鳥のさえずりも急に騒がしくなってくるし犬猫などの動物も恋の季節を迎えて動きが活発になろう。
毎朝、パソコンを立ち上げて聴くのは「早春賦」である。この季節にこれほど似合うものはなかろう。